札幌２歳S

うーん、ひとことで言うと＜スター不在＞か？

たぶんこのレースのキモは＜上り＞なんだと思う。

コディーノ、レッドリヴェール、ラウンドワールド、ベストディール、みんな初勝利の上がりが目を引く走り。

今年はコスモス賞勝ちのマイネルサクセサーが中心視されているみたいだけど、未勝利勝ちは時計がたいそう速くてオープンハンマーヘッドで見ても２歳函館ではゴールドシップを0.2上回った。でも上りは36.6で、ゴールドシップの34.9からするとかなりの開き。サンダラスの未勝利がゴールドシップと同タイムで上りが36.3。まぁ評価としてはこちらと同等くらい。

コスモス賞が01：51.4で上りが36.1、２年前にエデンロックの新馬が同タイムで上りが34.5というのが記録されているから、マイネルは上がりで勝負というタイプではなさそう。

洋芝経験を重視して、上がりの速いのをピックアップすればレッツゴードンキとアドマイヤガストが浮上する。馬場の負荷を考えれば中心はアドマイヤの方か？

サウスキャロライナの新馬はローブティサージュの新馬よりも0.5時計が速くて上りはローブと一緒の35.8。昨年のバウンスシャッセの新馬よりもかなり時計も速いから、この馬は出世すると見ていた方が良い筈。

福島からはフォワードカフェとミュゼエイリアンがともに12.7-11.6の走りで勝ち上がってきたが、馬場を考えればミュゼに軍配？

新潟の重が洋芝攻略の根拠になるかどうかは不明だけれども、ミッキーユニバースの新馬はもうちょっとゆったり行って、しっかり終いを伸ばしてもらいたかったというのが本音。

ざっと見てこんな感じで中心がハッキリしない今年の札幌２歳。アドマイヤの単複とキッズライトオンとのワイドだけ買ってみようかな。

いずれにしても今週の狙いは小倉２歳がメイン！