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2015/02/16 00:49
リアルスティールは本当に強いのか?
鉄板と思われたドゥラメンテが負けた。
引っかかってあの上がりなら、負けても強いよという声は多い。そうなんだろう。でもドゥラメンテは今回が初めてではないのである。前走で決定的に勝負付けを済ませたと思われるラブユアマンに新馬で敗れている。
今回の結果と合わせて考えれば、ドゥラメンテの好走レンジは案外狭いんじゃね?という疑問がムクムクとしてくる。さらに今回のリアルの力量を他年度の有力馬と比較してみたくもなる。今回の結果をどの程度重視するかはそういった手続きを済ませてからでもいいんじゃね?とフト思った。
時計的に言ってしまえば、かなりハイレベルではあるのだけれど、クラシック当確というには3か月くらい遅かったねというのがアナライズドレザルトなのだ。
府中1800では5月・6月くらいにもなると3歳未勝利ですら1分47秒を切るか切らないかといった時計を34秒前半の上がりで走破する事例が現にあるのである(トーセンターキー・テイエムブシドー・サクラプレミア)。
ハンマーヘッドで2・3歳限定戦の最速はイスラボニータの東スポ01:45.9-34.1で2番目がメイケイペガスターの共同通信杯01:46.0-33.8とコディーノの東スポ01:46.0-34.0だ。
クラシックにおけるイスラ・メイケイ・コディーノの結果を振り返れば、スピードでその将来を確信するには府中1800では2歳の冬にはこの程度のレベルに達していなければダメなんじゃないか?と思えてならない。
更に、イスラの共同通信杯が01:48.1を33.2の上がりで勝ち切ったこと、ゴールドシップも01:48.3を33.3で勝ち切っていることを考えると、競走馬の成熟がどのように数字に現れるかが覗えるような気がボンヤリとではあるけれどするのである。
圧倒的なスピードでクラシックを勝ち切ってしまう能力というのはたぶん想像可能だろう、イスラボニータはそれにもっとも適合するモデルだと思う。それでもダービーは落としてしまう。
おそらく、クラシックのメインテーマはスピードではないのである。加速のスタイルを徹底的に研ぎ澄ますことが重要なんだと思う。
リアルスティールの次走がそうした成熟を達成すればこれは相当有力と言い切って良いと思うが、現段階ではまだ何ともといったところだろう。ドゥラメンテだってたったの2週間で評価が微妙になっているのだ。少なくともスピード性能の点ではイスラボニータには及ばない。ということは言えそうだ。
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もんすけさんがいいね!と言っています。
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お疲れ様です
色々な考えありますね!参考になります
個人的に今回のはサンデーRと厩舎事情によりやむを得ない出走とみてます。
また寄らせて下さい。 -
慈悲深きアチャーの神さんがいいね!と言っています。
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