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2015/02/21 22:57
ひょっとしてひょっとするベさ!ヒヤシンスS
ブルームーンの記録した上り34.9というのは阪神・京都の1200・1400m戦ではめったにお目にかかれない数字だ。それまでの2歳・3歳戦ではオペラモーブの35.6が最高。
上級戦ではテイクエイム・スイートジュエリー・ファリダット・ナガラオリオン・メイショウデイム・シルクフォーチュン・ベストウォーリア・ワールドワイドといったあたりが記録している。
当然これら上級戦の数字とは前半のスピードが違う。
ブルームーンの未勝利は前半を12.4のハロン平均で走っている。
レース自体は 12.4 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.9
見事に失速傾向のスプリント戦だが、ブルームーンは12.4-11.6と0.8近く加速しているのである。
短距離馬というのはスローで走ったからといってドカッと加速できるものではない。んなことができないから短距離馬なのである。
また、こういう勝ち方は関西圏の短距離ダートでは珍しく、ちょくちょく見られるのが府中のダート1400・1600戦なのだ。メイショウマシュウの根岸Sあたりがよく似ている(12.3-11.5)。
唐突なようだけれど、これは芝のロゴタイプの経歴と酷似しているのかもしれない。
ロゴの新馬は函館1200なのに12.5-11.9。
初のマイル挑戦で化けて見せたベゴニアが11.9-11.3、走破時計はなんと01:33.6、2歳の11月に!
500万も11.9-11.9と失速せずに勝ち切った以上距離延長は無問題。むしろ一介の短距離馬で終わらせるようなことがあってはならない。
綺羅星のようなメンツが揃った一戦ながら、ブルームーンの単とゴールデンへ馬連で勝負!
ブルームーンという名前がまた良い!こういう場末チックな、チープなネーミングがストライク!横浜のザイカタのラブホにいかにもありそうで、いいねっ!