ポールマッカートニーの来日中に皮肉な、やるせない出来事。

久々に日記を書くには、なんともやり切れないからだが、TBSの22時からのニュース番組を見て、只々やりきれなくなった。あのポールマッカートニーが来日した。思春期の頃からビートルズのファンだった私は、彼の来日は夢のような話だ。ポールが過去に、日本に入国出来ない、いや、もしかしたら、永久に入国出来ないかもとさえ言われていた時期があった事その入国出来なかった理由も、皆さんも、御存知だろう。あの時は私はショックでならなかった。残念で残念でならなかった。ジョンレノンも亡くなり、悲しくもあった。日本で、もうお目にかかる事は永久にないのかさえ思った。あの日から時が経ち、夢のような記念すべき来日中に、日本の有名歌手が同じ薬物で逮捕されたとニュースで報道された。頭をカナヅチで殴られた感じとはまさにこの事。またか…。なんとも皮肉というか、不条理と言うのか…。ポールが入国出来なかった、あの時のショック・残念な気持ちがまたもや繰り返された。腹立たしくもあるいつまでたってもなくならない芸能界の薬物犯罪。夢やロマンもへったくれもない。あの時の衝撃な事がなにも無かったような、ウソのような、空港で、ものすごい人数のファンに歓迎されて、楽しそうにファンサービスするポールの姿をテレビの前で只々、やるせない気持ちで呆然と眺めている私だった。