メートルダールの共同通信杯について。

先日、元調教師の方と一席共にする機会があり共同通信杯について聞いてみました。名前は伏せますが重賞を多数勝たれた方です。

ちなみに、メートルダールに出資しているのは伏せて話を聞きました。

初めてその手の方と話す機会でしたので…先ずはどのくらいの間隔でレースに使って行けるのか聞いてみました。

馬は、調子が良い時にはどんどん使って、調子が戻らないときは長くても休ませる。
何とも当たり前の事の様ですが、その調子の見極め力が調教師の腕だと仰っていました。

調子が良い時に休ませたりしたら、全然走らなくなってしまう馬もいるという話です。

昨今レース間隔を長く空ける風潮があると感じているようで、調子が良い時なんて中2週も開ければまったく問題ない。中1週でも使っていけるのに最近のは…なんて愚痴も出ていました。

私の素人感覚では、中1週で使いつめて大丈夫なのか正直心配になりますが…とは元プロに対して言い返せませんでした。

そして、共同通信杯。どう見えましたかと聞いたところ。

勝ったディーマジェスティについては
パドックではそんな目立たなかった。
鞍上が上手く乗ったけどあの状態で走れるのなら、筋肉量がもっとつけばこれから相当強くなるね。という見解でした。

一番人気だったハートレーは…？と伺ったところ、馬体重の割に薄っぺらく見えて、さらには足も長い。もっとどっしりしてこないと走らないよ。結果にでてる。との見解でした。

スマートオーディンについては、やや太いが筋肉量、骨格も良かったし走る馬だといっていました。敗因については、かかり過ぎだし今は少し短い距離の方が良いと思う。という見解でした。能力は高いらしいです。

メートルダールは…。
パドックでは2番目に良く見えたという事です。(1番目はスマート)筋肉量も豊富でバランスも良い。あの馬は走るよと言っていました。敗因については、位置取りの差も有るけどまだ少しゆるい感じに見えたからもっと締まればもっと走るよ。という見解でした。

騎手云々については、上手い下手はあるけど皆んな必死に乗ってるんだからね。馬と展開次第だよ。というお話でした。

いろいろとお話させて頂きましたが、長くなりますのでここまでと致します。
酒の席でしたが貴重な時間を過ごせました。賛否両論あるとは思いますが。