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2014/06/27 08:21
コートシャルマンについて。 父ハーツク
コートシャルマンについて。
父ハーツクライは今年、ヌーヴォレコルト、ワンアンドオンリーと2頭のクラシックホースを送り出した。
ハーツクライは母がトニービン×Lyphardであり、ハイインロー的要素が強く、スタミナが豊富で粘り強い傾向がある。
その一方でスピード不足であったり、晩成傾向があり、POGで活躍するためには母方の血でスピードや早熟性を上げる必要がある。
そのポイントとなるのが「Double Jay」ではないかと考えると、ハーツクライの代表産駒のジャスタウェイもウインバリアシオンも母系にDouble Jayを持っています。
Double Jay はBalladier×Whisk Broomという配合で、
これはサンデーサイレンスの母が持つ「Promised Land」の父「Palestnian」に構成が似ている。
Double Jayを刺激することで、同時にサンデーサイレンス内のPromised Landを刺激し、サンデーサイレンスらしいキレを引き出せるのではないかと考えられる。
ウインバリアシオンは直接Promised Land のクロスも持っている。
しかし、今年活躍した2頭はDouble Jayを持っていないが、ともに母系は米系の血が多く、その中にはDouble Jayに似た構成が含まれています。
ということで、母コートアウトは、ハーツクライとの相性が良いと思われる。
Mr.Prospector,Nijinskyを持っていながら、しかもキレを引き出すキーと考えられるDouble Jayも併せ持っている。
切れ味を引き出しやすい配合だと考えられます。
また、コートアウト自身はSmartaireの4×3というクロスを持っているが、これはHyperion + Son-in-Law を含んでおり、ハーツクライの持つトニービン、Lyphardの良さを強調している。
当馬は父のもつ良さ「持続力」を強調しつつ、父に不足しがちな「キレ」を強化した、理想的は配合だと考えられる。
母が短距離寄りの血統であることも、今年の活躍馬2頭と合致する。
母自体が優秀なうえ、ハーツクライにとってベストマッチな配合で期待大だと思う。
馬体は、背中はハーツクライ特有の形で評価が難しいが、全体的にバランスがよく、トモが抜群に良いと思う。
お尻の容量は十分で、飛節も力強くバネがある走りが出来そう。
繋ぎもまさに芝向きといった角度、造り。
馬体重が440前後であり、やや小柄だが、全体的にしっかりした造りに見えるので問題ないと思われる。
期待以上の活躍を!!!