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2017/10/22 08:03
神ってる・・・
神懸かってる4連発! 工藤ホークスが逆転で王手をかけた。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)第4戦、1点を追う6回に4番内川聖一外野手(35)が同点ソロ。同一S初の4戦連続アーチに続き、5番中村晃外野手(27)が2戦連続V弾を放った。柳田悠岐外野手(29)の1軍復帰が決まった22日の第5戦で勝つか引き分ければ2年ぶりの日本シリーズ出場が決まる。
誰にも止められない。6回、先発岸から宋家豪への代わりばな、3球目の151キロを完璧に捉えた。打った内川は歩きながら左翼席に着弾した打球を確認。初対戦の第2戦で空振り三振を喫した剛球を打ち砕き、史上初のCS同一ステージ4戦連発を成し遂げた。
ダイヤモンドを回りながら浮かんできたのは、通算868本のアーチを架けた大先輩。「王会長はこんな気分でホームランを打っていたんだろうか」。伝説の本塁打王の境地に触れた気がした。4番の活躍に工藤監督も「何て表現したらいいんでしょう。神懸かっているというか、集中力がすごい」と驚くばかりだ。
今CSは15打数7安打の4本塁打、6打点。日本シリーズ進出なら11、15年に続き史上最多を更新する3度目のMVPが濃厚だ。活躍するのが使命だと自らに言い聞かせる。「優勝まで頑張ってきた選手がいる中で(チームに)戻る以上は責任がある。結果を残せなかったでは申し訳ない」。後半戦に入りすぐの7月末に左手親指骨折で離脱。約2カ月の空白を取り戻そうと自らを奮い立たせる。
チームが優勝に近づいていた9月中旬。筑後でマシン打撃を始めた。患部への衝撃を和らげ、また、力を入れやすくしようとバットのグリップにテープを巻いた。だが効果は感じられずすぐにはぎとり、いらだちをのぞかせた。「少しでもごまかしになればと思ったけど。根本的に治らないと駄目だと思った」
焦りを抱いた日々を乗り越え、優勝決定後の9月末に実戦復帰。それからも試行錯誤は続いた。患部にテーピングをして打席に立っても違和感がぬぐえなかった。捉える場所が「1ミリ違うだけで結果が変わる」という勝負の中で、自分の感覚を変えてはいけないことも再認識した。
連日の接戦で神経をすり減らす。この日はナイター明けのデーゲーム。今CS初勝利の前夜は興奮で寝付けなかった。「3、4時までは起きていたはず」。疲れが抜けないまま、午前7時に起床して球場に向かった。「いつも午前9時に仕事が始まる人が、午前4時から仕事するのと同じ」と苦笑い。試合前の練習が終わると10分程度の仮眠でリフレッシュ。頭をすっきりさせて、いつもの集中力で結果を残した。
2連敗後の2連勝でチームも息を吹き返し、先に日本シリーズ進出に王手をかけた。「近づいたことは間違いない事実。でも、一つ勝たないと終わらないのも事実」。最後の白星を勝ち取るまで、自らにかける重圧を解き放つことはない。
記事は西日本スポーツ様より・・・。
カープじゃないけど、まさに「神ってる」主将のバット。
孤高のバットマンがCS突破へチームを引っ張る!!。あと一つ・・・。