この投稿についてなんですが、馬主さんへの

1つ前の日記に貼り付けた他の方がした投稿について自分の思う事を書きました。

この投稿についてなんですが、馬主さんへの誹謗中傷にならんのでしょうかね？
「馬の質の見方…知識が致命的に不足している」
「そのくせ安く入手できそうな…怪しい馬ばかりを…税金対策か何かで大金を短期間で使いたいがために滅茶苦茶な事をしている？」
「馬を新たに購入する際にアドバイザー的な人物に助言してもらう事」
「1番やるべきでないのは売れなかったからとさっさと廃用にしてしまう」

幾つか文章内からピックアップしましたが、大きなお世話かと…

馬の見方や知識が不足していたら馬主になってはいけないのでしょうか？
中央地方共に馬主の資格要件にそんなものは存在しません。

次に、安く入手できそうな…とありましたが、馬であろうが何であろうが、安く買いたいという人間の心理があって当たり前だし、割安感があって買ったものが失敗だったとしても自己責任だし、本人が文句言ってないのに部外者が失敗した人を掴まえて誹謗中傷するのも如何なものかと思います。

税金対策で馬を買うという考えはありますが、これは減価償却分の期待が大きく、大金を短期間で使っても全部が費用にはならないので、あまり意味を成しません。

馬を購入する時にアドバイザーの助言があれば走る馬が買えるのでしょうか？
そもそも現在の馬主が要らなくなった馬がオークションにかけられます。
馬主がまだまだ絶対走る馬だと感じていたら売りませんからね。
その中で第二の馬生をかけて新しい馬主と勝負していく訳です。
全ての責任は新しい馬主にあり、アドバイザーの助言なんて何の責任感もない話だと思います。
※それこそnetkeibaの掲示板で責任感のないアドバイザー的な人、いっぱいいるよね…（笑）

1番聞き捨てならないのが、「さっさと廃用…」の部分です。
先程も言いましたが全ての責任は馬主にあり、その馬の最期を判断しなければなりません。
私も馬主になって怪我をした2頭の馬生の最期の判断を経験しましたが、本当に辛く罪悪感に苛まれる事でした。
調教師さんから、「痛がっているから可哀想です。処分するしかないですよ。」と言われて「あとはお任せしますのでお願いします。」という言葉を発する時の気持ちは、この人には分からんでしょう。
馬生の最期はそれぞれ理由は違うけれど必ず訪れることです。
人間と同じように馬の生命を凡ゆる医療を施してでも延命させること、そこまで言わなくても寿命を全うさせることを義務とするならば、競馬産業は崩壊するでしょう。
みんな嫌に決まってる、でも決断しなければ経済的にもやっていけないから判断することに誹謗中傷を受けると嫌な気持ちになりますね…

オークション行きが決まったクラブ馬の掲示板で、「どうか良い馬主さんのところに…」みたいなコメントを見ることがあります。自分は責任取らないのに軽々しく言うよねって思ってしまいます。
その馬に愛情があり何とかしたいと思うなら借金してでも自分が買い取るという方法もありますからね。
自分は行動を起こさないのに新しい馬主には注文を付ける…

まあ、こんなとこで言うの止めましょうか。