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2016/05/28 02:19
ゼンノロブロイ産駒の東京芝2400M 続きその2
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▼他種牡馬との比較....上がり3F
【表は左から 種牡馬名・脚質別上がり3F・全脚質上がり3F・全脚質複勝率】
逃げ 先行 差し 追い込み 全脚質 複勝率
ゼンノロブロイ 35.1秒 35.1秒 35.0秒 34.4秒 34.9秒 29%
ハーツクライ 35.2秒 34.9秒 34.4秒 34.3秒 34.7秒 43%
ディープインパクト 35.4秒 35.0秒 34.5秒 34.2秒 34.8秒 39%
ダイワメジャー 35.4秒 34.5秒 33.5秒 35.4秒 34.9秒 9%
キングカメハメハ 35.7秒 35.3秒 34.8秒 34.9秒 35.2秒 24%
フジキセキ 35.3秒 35.3秒 35.3秒 34.9秒 35.2秒 9%
ステイゴールド 35.6秒 35.0秒 35.3秒 35.2秒 35.3秒 28%
オペラハウス 35.5秒 35.4秒 35.2秒 35.1秒 35.3秒 27%
タニノギムレット 35.9秒 35.0秒 35.2秒 34.8秒 35.3秒 17%
マンハッタンカフェ 35.9秒 35.5秒 34.3秒 34.8秒 35.4秒 14%
スペシャルウィーク 36.1秒 35.2秒 35.2秒 35.4秒 35.6秒 36%
ブライアンズタイム 36.2秒 35.4秒 35.4秒 35.2秒 35.6秒 14%
ゴールドアリュール 38.3秒 36.2秒 34.9秒 34.4秒 35.7秒 20%
【旧コース】
ヴァイスリージェント37.2秒 36.5秒 35.8秒 00.0秒 36.3秒 50%
ノーザンテースト 36.3秒 36.1秒 36.6秒 36.5秒 36.4秒 29%
デピュティミニスター36.7秒 00.0秒 36.7秒 36.4秒 36.6秒 20%
プルラリズム 36.2秒 37.6秒 36.5秒 35.7秒 36.8秒 28%
※00.0秒は未出走
☆上がりの流れが似ているフジキセキとの比較
【上がり3F】
ゼンノロブロイ 35.1秒 35.1秒 35.0秒 34.4秒 34.9秒
フジキセキ 35.3秒 35.3秒 35.3秒 34.9秒 35.2秒
・どちらもポジションを下げても差しまでほぼ変化はないが追い込みで加速。
【複勝率】
逃げ 先行 差し 追い 全脚質複勝率
ゼンノロブロイ 0% 50% 31% 37% 29%
フジキセキ 33% 0% 0% 0% 9%
・上がりの流れとは対照的で、互いの0%を互いが埋める形。
【ゼンノロブロイ】前半から急かす形(逃げ)だとよくなく、
ある程度ゆっくり進められれば(逃げ以外)馬券圏内の可能性が高い。
【フジキセキ】前半から急かさないと(逃げ)馬券圏内は難しい。
【脚質比率】
逃げ 先行 差し 追い
ゼンノロブロイ 25.4% 27.4% 31.3% 15.6%
フジキセキ 27.2% 22.7% 27.2% 22.7%
・ゼンノロブロイは前寄り、フジキセキは平均的。
・逃げの上がりが上記種牡馬の中では最速の35.1秒なのに複勝率が0%
なのは、おそらく逃げている時のペースがゼンノロブロイ産駒でも
逃げられるほどのゆ〜〜っくりとしたペースの影響だと思われる。
ロブロイ産駒は使える上がりが安定しているので(高値安定というよりは中値安定)
遅すぎるペースだと同じポジションにいる他種牡馬の産駒に
同ポジション(近い番手にいる馬)の上がり最速を出されてしまい、
遅れをとってしまうので複勝率が出ないんだと思う。
★全脚質上がり平均もトータル複勝率もやや劣るキングカメハメハとの
脚質【逃げ】の比較
逃げ 複勝率 脚質逃げの上がり最速率
ゼンノロブロイ 35.1秒 0% 7%(最速は1/13でその1頭も最速タイ)
キングカメハメハ 35.7秒 38% 28%(最速は6/21)
・ロブロイはみんなが安定した速さで35.1秒も個々は速くはないので複勝率は0%。
対してキンカメは距離が合わずにバテて大失速する馬がいる影響で35.7秒でも、
距離適性の有る馬の上がりが速いので複勝率が38%。
・ロブロイの方が平均上がりが速いのに複勝率で
劣るのはたぶん適性馬のスピードの差。