スクリーンヒーロー産駒東京芝１６００Ｍ続きその４(ＥＮＤ)

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◆スクリーンヒーロー(ロベルト系)と、その父グラスワンダー、
同じロベルト系のシンボリクリスエス、ブライアンズタイム、
との比較と
スクリーンヒーロー産駒の東京芝１６００Ｍと
中山芝１６００Ｍの比較



□スクリーンヒーロー(ロベルト系)と、その父グラスワンダー、
同じロベルト系のシンボリクリスエス、ブライアンズタイム、
との比較


□上がり３Ｆ　　　　逃げ　　 先行　　 差し　　 追い　 　　合計
スクリーンヒーロー　34.8秒　35.1秒　35.0秒　34.9秒　　35.0秒
グラスワンダー　　　35.9秒　35.3秒　34.9秒　35.0秒　　35.4秒
シンボリクリスエス　34.9秒　34.5秒　34.3秒　34.2秒　　34.5秒
ブライアンズタイム　35.6秒　34.9秒　35.0秒　34.6秒　　35.0秒

・スクリーンヒーローだけが逃げ→先行で減速。
(日記掲載種牡馬全体でみても稀)
父のグラスワンダーとは逃げ→先行の流れも違うし、脚質毎の
数字自体は小差ながら差し→追いも違う流れ。


□脚質別複勝率　　　逃げ　　先行　　差し　　追い　　　合計
スクリーンヒーロー　５０％　１６％　１１％　　８％　　２３％
グラスワンダー　　　１０％　２９％　３２％　　８％　　２０％
シンボリクリスエス　４３％　４５％　３８％　３１％　　４０％
ブライアンズタイム　３１％　３０％　１６％　　８％　　２１％

・シンボリクリスエス以外は追い込みが利かず、追いが８％と
共通していて、合計も小差。
スクリーンヒーロー寄りなのはブライアンズタイムで
差しが５％差であり、逃げから複勝率が下がっていく流れも同一。
父グラスワンダーはやや遠く、追い以外の脚質成績は対照的で
スクリーンヒーローは前(逃げ)で強く、
父グラスワンダーは後ろ(差し)で強い傾向となっている。


□脚質比率　※複勝率順
　　　　　　　　　逃げ　　　 先行　　　 差し　　　 追い
スクリーンヒーロー２９.４％　２６.４％　２６.４％　１７.６％
グラスワンダー　　３２.９％　２６.３％　２７.４％　１３.１％
シンボリクリスエス２８.５％　３１.４％　２４.７％　１５.２％
ブライアンズタイム２４.４％　２２.２％　２７.７％　２５.５％

・ほぼそれぞれ違う。ただスクリーンヒーロー、父グラスワンダー、
シンボリクリスエスの３頭は追い込みが一番少なく、どちらかと
言えば前目(逃げor先行)で競馬する事が多いという共通点はある。
ブライアンズタイムは後ろ(差しor追い)がやや多い。


□誰似？
ハッキリ違う感じなのはシンボリクリスエス、
普通に違う感じなのは父グラスワンダー、
やや違う感じなのがブライアンズタイム、
といった具合で、
どの馬もスクリーンヒーローと似た感じはしない。



■スクリーンヒーロー産駒の東京芝１６００Ｍと
中山芝１６００Ｍの比較


■上がり３Ｆ　　逃げ　　 先行　　 差し　　 追い　 　　合計
東京１６００Ｍ　34.8秒　35.1秒　35.0秒　34.9秒　　35.0秒
中山１６００Ｍ　36.5秒　35.6秒　35.6秒　35.1秒　　35.9秒

・特に似た傾向はない。しいてあげれば先行→差しの加速が
０.１秒以内な事くらい。


■脚質別複勝率　逃げ　　先行　　差し　　追い　　　合計
東京１６００Ｍ　５０％　１６％　１１％　　８％　　２３％
中山１６００Ｍ　２１％　３６％　　０％　　０％　　１８％

・どちらも前目では強い(東京逃げ、中山先行)が
後ろ(差し追い)からでは厳しく、溜めは利かない。


■脚質比率　　　逃げ　　　 先行　　　 差し　　　 追い
東京１６００Ｍ　２９.４％　２６.４％　２６.４％　１７.６％
中山１６００Ｍ　４３.１％　２５.０％　１８.１％　１３.６％

・どっちも逃げが一番多く、追いが一番少ない。
また東京の先行→差しを除けば、逃げからポジションを下げる毎に
比率が低下する流れも共通していて、東京も中山も競馬の進め方に
あまり違いはない。


■適性
基本的に、前目に付ける事が多く、溜めは利かず、好走は前目。
という傾向は東京でも中山でも変わらない。
合計複勝率も５％違いの小差。

少なくともマイルに関しては東京と中山は似たような適性の
イメージでいいように思う。



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