競輪
345件のひとこと日記があります。
2018/01/14 21:55
過去のお話 その２
つづき
何故か毎日の宿題をやる羽目になってしまいましたが、家に行くと「おう、入れ」と言ったきりずっとゲームをやってました。
彼が家に着くよりも早く行っちゃうといけないのでしばらく学校で時間つぶしてました。
宿題をさっさと終わらせて帰りたいので放課後の教室でちょっと宿題をやってから向かうようにしました。
あとでわかったんですが、彼のお母さんは入院していたらしく、母子家庭の為に一人で生活してたようです。
宿題が「論文」だった時、さすがにこの宿題は無理だろうと思ったら「何でもいいから書け」と言われて
ネタがないから家族のことを聞いたらいきなりブチ切れたので、きっと触れられたくなかったんだと思います。
論文の内容が優秀だったら、弁論大会っていう行事で発表することになるので「間違っても入選するなよ」って言われながら・・・
宿題が終わって、帰ろうとすると「おい！足を揉め」とか「腰を揉め」とか言われて、マッサージさせられるのですが
下手なので、すごく怒られました。
大きい声を出されると過剰にビクッってなるので「ビクビクしてんじゃねぇ！マジでイラつくわ〜」とか言われて
怖いとしゃべり方も,どもり気味になってしまいます。
クラスで一番怖い人と、同じ部屋に居るだけでも息がつまりそうなので何回か過呼吸になりました。
最初は彼もびっくりしてたけど、慣れると顔色一つ変えずにゲームしていました。
マッサージをしてる最中、私の胸がどこかに当たったのか、「お前、全然胸ねぇよな」って言われました。
全然ないです・・・今でも全然そこだけは成長しません。
「揉めばでかくなるっていうじゃん。俺が揉んでやるからちょっと制服脱いでみろ」
冗談かと思ってました。
黙ってたら、「さっさとしろ！グズグズすんな！」って怒鳴られて渋々脱ぎました。
泣きそうなのをこらえて、触られた時に全身に鳥肌が立ちました。
触られている気持ち悪さより恐怖の方が上回って、固まってしまいました。
毎日帰りが遅くなっているのを親に言われて、「友達の家に寄って遊んできてるよ」って言ったら
わたしに友達ができたことを親はすごく喜んでくれました。
本当のことは絶対に言えません。
「今度うちにその子連れておいでよ」って言ってくれましたがそんなの絶対無理。
だれにも相談できず、一人自分の中で処理するしかなく、もうただこの日常が早く過ぎてくれればいいなと
浦島太郎みたいに一気に80歳くらいにならないかなーと、そんなことばっかり思ってました。
つづく
- ズグ
