競輪
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2015/10/13 16:52
青色吐息で渾身の女祭り開催！（牝馬４頭の肝っ玉発進絵巻）��
リボンフラワー 2番人気3着
アッラサルーテ 2番人気1着
この土日、先の2頭の頑張りでアップアップ僕ドザエモン（言い方ノブヨ風）状態から、1回息継ぎができたような気がしたぞ！空気ってこんなにおいしかったのねっ♪の後半戦続き！さあ、ようやく生じた上昇気流に乗っていけっ！
「パーシーズベスト」（裏）。下馬評でも僕の中でも最も期待しつつも最も危険な香りが漂うミステリアスガールの登場でい！お父さんはＤインパクト。お母さんはアメリカでＧ��3勝（ダート）のド良血！これぞサラブレットの代名詞やろ？疑うべきとこなんていったいどこに？．．ありましたよ、まったく同じ血を持つ１つ上の兄さん、一番仔。名はトーセンゲイルそのお値段1億７千万円ドーンっ！この子、出走から１年．．すでにＪＲＡの登録を抹消して今、笠松で走ってます。兄上の悪口を言い続けたところで詮無い話とは言うものの中央での成績は4戦0勝最高7着。そりゃ一番泣きたいのは島川馬主に決まってますが、当然、その評価のガタ落ちっぷりは妹も直撃。期待の分だけ落差はまさにディープインパクト！
だがしかし血筋に色濃い影が落ちてきたのとは裏腹に、その体つきの良さから次第に「いやもしかしたら？」「兄とは違うかも？」の声が湧き上がってきた。更に名調教師石坂先生の「ディープの牝馬で1番いい」と言う評価の元、同じ厩舎期待のシンハライトと切磋琢磨した調教では、その体躯を裏付ける中身ある内容も少しずつ見せ始めた。おいおい、やっぱりあるんじゃねぇの？すでに偉大な父はともかく、母の名誉を復活させるだけの競走能力がこの妹には眠ってるんじゃねぇの？その名に込められた願いと共にパーシーズベスト（母パーシステントリーの最高）ついにデビュー。
10/11 天皇賞トライアルのある東京ラウンドの裏開催、京都５Ｒ芝1800m。手薄の騎手の中、ドリームバレンチノの主戦で名を知らしめた松山弘平Ｊがヤネ．．うん、まずまずでしょ。お願いします。相手はこれも裏ゆえの少なさか10頭。デビュー前に名を馳せている面子もいない、こりゃあ間違いなく勝ち負けっ！はいその通り、ダントツ人気の1.7倍。こりゃあ、負けられねぇ、勝っとかなきゃ！とは言うものの、なぁんか妙な雰囲気はあり。
仕上げず、最初叩いての石坂厩舎でさらに「使ってからかな？」のレース前抑えたトーンのコメントもあるしね。でもねぇ、何より今まで散々書いた通り、兄の話があるからどっかなんかその．．やっぱり（上同様）走らないんじゃないかの空気が漂ってんだよね．．。少なくとも俺はそうなってもショックを受けすぎないよう、自分に言い聞かせてました、ごめんねっ！パシ子っ！
そんなちょっと濁った期待感の中、レースは始まる。ゲート開く！そして「え？何？」て無邪気な顔のまんま、1頭まったくスタートしない子が．．ぎゃああああ！！ヨド街の悪夢！つうか夢であってくれっ！圧倒的に遅れて前には出たもののそこからも「えー？なになにー？」みたいにトコトコした足取りで愉快に駆けてくサザエさ．．パーシーズベスト。もう競馬の体じゃない。最後方ポツンから松山君が追えども追えどもジリジリしかスピード上がんない．．．ぎゃああぁぁぁぁぁハァ．．（←諦めた）。やはりこうなった．．大外ぶん回す頃には達観したオイラ、ﾁｰﾝ。ところが騎手は諦めてなかった。直線で追って追って追って、ブルってエンジンかかった音が聞こえたわさっ！1完歩ごとにパーシー加速加速！重心低く大きな飛びを見せて、あの絶望的なお散歩状態から、ゴールまで更にスピード上げながら逃げる前を追い詰めての2着！
いや、相手が弱くて勝てるチャンスをみすみすとか、ズブ過ぎて（幼すぎて）こりゃあしばらくはかかるとか．．ごもっともな話は聞きますし、松山Ｊ談の「もっと前に行きたかったが動いてくれなかった」も見てたらわかりますが、俺はあのギューンッと伸びてくる末脚（一瞬のキレっつうよりなんかギュゥゥゥゥゥゥゥゥンみたいな感じなんすよ、わかんねーって？）に魅せられました。次走楽しみですっ！でも、最初っから走る気になってくれたら尚いいなっ（とりあえず2,800pゲット）。
うわ、1日記1頭ペースになっちまってる．．もういっちょつづく
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- トーセンゲイル
- ディープインパクト
- シンハライト
- トライ
- ドリームバレンチノ
