次回にっつうのがこれまた浪漫じゃないですかい？（12/19　アドマイヤロマン）

あれですわ．．．強面の有名会長んとこの馬ですわ．．．顔はおっかなくても慈善事業に勤しむ篤志家、でも微妙にスケールはちっちゃな笹○会長みたいなおっさんの馬ですわ(←もうディスってんのかリスってんのか)。ゴーケン帝国の(銭的にね)後ろ盾を武器に、この剛腕大名は関口氏と戦い続けフサイチの冠を奪い取り、その後は島川氏と争いトーセンの名がつくのを阻止し、天下一と名高い時の武将（あ「ブ」じゃなくて「タケ」と読んでね）を面罵し、長きに渡ってアドマイヤ王国を競馬界に君臨させてるとかどうとか（歴史ヒス○リア風）。まさに浪漫っ！品性がどうのこうのとか言ってんじゃないよっ！どっかの女王様が治めてるような、日がな紅茶すすってスコーンかじってるみたいにお高くとまった国じゃないんだよっ（うわ国際問題になるっ←なるかいっ？！）、こちとらっ！群雄割拠ですよっ！下剋上ですよっ！弱肉強食ですよっ！まったくっ！世知辛いったらありゃしないっ！成金万歳っ！(うわぁぁ．．)

と言うわけで血統的にもノーザンテーストにトニービン、ＳＳにキンカメと重厚かつトレンドなドゥラメン的モザイクで文句なし、全く同じ血を持つ兄ちゃんを考えたら野田印(ダノ透かし付)からのスライド式(ミッキー→アドマイヤ)で俗な灰汁っぽさがこれまたたまんないお馬さん。名前がつく前に選択したらその名はロマンに決定！アドマイヤロマンっ！いいじゃないですか、泥臭いっつうか、芳ばしい男の香りっつうか、腋臭っぽいっつうか、ファブるぞこの野郎っ！．．．て、ところでこのノリいつまでやってたらいいの？(爆)

てことで血統の期待もオッケー、なんだか少々油っぽいがお馬さんの後押しもバッチリ(お金もたっぷり)、センス良く馬にも人にも優しい認知度急上昇中の梅田厩舎もこれまたよろしっ．．難があるのは武兄貴に絶対乗ってもらえないことぐらい？(←まだ言ってる)まあアドマイヤの馬はどこで何してるのかがなんとなくわかりにくいし梅田先生はジックリ派だし、のんびり待ってようと思ってたら、ポンと夏に入厩してきてあっさりゲート合格、そのまま仕上げ、え？デビュー？と思ったら、夏バテでまた避暑地へ(牧場)。しっかり作り直しての師走スタートとなりましたとさ(あ、走るのは師じゃなくて馬ね．．って紛らわしいよっ！)。
ここに至るまで、じっくり乗込んでるのは見守ってきたもののうーん、今一タイム的にはピンと来ないぞ？大丈夫か？梅田テキの評価「乗込みは十分なんだけど時計は地味なんだよね。でも乗る人みんな背中がいいって言ってくれるんだ。」おお、どうなの？フカフカ？モフモフ？背中？(そういう感じなの？)さあ実戦！

「アドマイヤロマン」(表)12/19阪神５Ｒ芝1600ｍの新馬戦。ヤネはこれまたナイスな男岩田康誠４１歳。出走18頭フルゲート中の浮かれずどっしりした３番人気．．．いちいち渋いねぇ．．と手鼻チーンしながら人気者を仰ぎ見てみりゃあ、ケッ！いやがったよ！貴族中の貴族がっ！おフランス臭をプンプンさせた華麗なるレーヴ家の令嬢エールデュレーヴだと。たくハミの取り方もお上品な娘っ子がバカンス気分でターフをうろついてるとケガすんぞっ！どいたどいたーっ！はい発走！

ゲートオープンっ！反応よく飛び出して一気に流れに乗った！いやいいねー、行きっぷりもイナセだねぇ。そのまま気分よく前へ上がると思ったらちょいと抑える岩田Ｊ。素直に手綱に従ってスッと4番手に落ち着くロマン。あー、このレスポンスの良さはいいね。お嬢様は前を颯爽ととばしてる．．。まあいいでしょうっ。最後の直線でかわしざまに流し目ウインクでも送ったげよう。惚れるなよー？火傷すんぜっ♪
そのままスッキリレースは流れて最終コーナー。さて、直線入口で尻まくり上げてのスパートと行きますかい、てやんで一！と気合入れたところで横からドンと衝撃っ！(ギョッ)ちょっと何すんのぉ？！内の馬が詰まった進路変えようとして激突っ！ヒィィ、勝負どころでよろめいたっ。と甲高い声を上げて震え上がったが(俺がね)、じっくり仕上げた梅田流のムキムキボディと強靭メンタルはショックをガッツリ受け止めてへこたれずそのまま再加速！うわ、いいわっ、やっぱこの子！内のラインからググッと力強く伸びて伸びて．．．例のお嬢様を捉え．．あれ？エールデュレーヴすごい前にいるぞ？はて？そのまんま華麗にゴールを駆け抜けて行った．．．ん？1馬身半近く離されての2着。あれれ？(←なんか恥ずかしーっ！！)

なんかすみませんっ！偉そうなこと言ってほんとすみませんっ！お見それしやしたー(ペコペコ)。といい恥かいたが(馬じゃなくて俺がね)、アドマイヤロマンはいい馬。次はきっといけるはずっ、今回は相手が悪かったっ！(今頃かっ、ﾁｬﾝﾁｬﾝ)