バイプレーヤーたちの咲く日々（5/6Pｳﾞｪｲﾕ・Aﾐｽﾄ）

さあ薄氷を踏む思いで迎えるＧＷの最終日。もうあれだね．．．状況的には体重かけてる足元でＰＯＧ順位陥落に向かいパリパリ亀裂が入りまくってる感じ。こんなビビりながらＮＨＫマイルを観るなんて初めてだわ。つい先日、逆転されるのはしようがないとか何とか悟ったふりしても所詮はこのチキンハートだわ。鳥肌立ちまくりだわ．．そんな不安な夜は．．．。
あれだね！ちょっと気分転換にミニシアターへでも観賞に出かけましょっ♪と言うわけで、平場戦の小さなハコでは今日もしっかりうちのアクトレス達が出演してます。

例えるなら台湾貿易商のお嬢様にしてド幅のある演技力でマルチにショウ業界を支えるうちの余貴美子ことペイドメルヴェイユ．．品あるローエングリン産駒でキレる脚をもち、目立たぬ立場ながらデビュー戦をかるーく勝ち上がったものの、食いの細さで強いお稽古が出来ず6着6着と後の微妙な2戦をこなしてからは長い休養で体質改善に．．さあ、ちょっと大人になっての仕切り直し．．て相変わらず軽いリハーサル(調教)だけで本番に臨む状況は直ってないかぁ。ここは不思議ちゃんのフワッとまわりを煙に巻くような透明感でなんとか．．(ペイドメルヴェイユ＝不思議の国の意)．．．て、お前はフミカかっ！？ノンかっ！？(また調子に乗ってるとファンの人に刺されるよっ)

例えるなら元劇団四季のドヒロインにして、引退後はテレビや映画フレームのどこに自分を置くかにこだわらず憑依型女優と某有名メガネ脚本家に絶大な評価をされている、シリアスアクトからコメディまで何でもござれなうちの堀内敬子ことエイプリルミスト．．樫の女王候補と期待されたのも今は昔．．ディープ娘の圧倒的な能力を内包していると言われ続けたが勝ち上がるまでに4戦を要し、これが格上げ初戦。いや．．まだオークスも過去じゃないかも．．ここを勝てば何とか最後のプラチナチケット得るチャンスが．．そして本物の主役の座を射止められるかも．．いや苦しいか？．．どっちやねん！？教えて！紫のバラの人！(また色々ゴチャッとさせるし．．)

そんな2頭の指名娘たちが同じ、小規模劇場でぶつかるのは5/6東京5R500万下、芝1800．．出走全8頭と言う地味な上に予算も少ないまさに小劇団の舞台みたいな様相ではありますが．．ウヒヒヒ、頑張ったらもらえるギャラはフルゲートだろうがびた一文も変わりませんぜ、お嬢さん方。ここはしっかり稼げるだけしっかり稼いで我が家の家計（ＰＯＧポイント）を支えてもらおうじゃないですか？ウハハハハ(←ゲスな義父みたいになってる)
さあ行け！ペイドメルヴェイユ．．8枠8番、6番人気、鞍上はウチパクさん。エイプリルミスト．．6枠6番、2番人気．．やっぱ期待されてるなぁ．．で、鞍上は今年ちょっと元気のない戸崎Ｊ。さあいつものように幕が開く！

スタート！！

ペイドメルヴェイユ夢芝居の巻．．恋のーかーらくり〜♪(歌うなっ)
とんでもなく絶好なゲートで、瑞々しい若駒のように飛び出すが(つうか若駒です)、内の馬にハナを譲ってもらえず2番手で控える。その後、道中はその位置をしっかりキープしてるものの、やたらと口を割るレディとしてはちょいとはしたないそぶりを見せる掛かり方で周回．．そのまま外をものすごい勢いで回してきた1頭にかわされ、3番手に落ちて最終コーナーを曲がり直線、今度は何だかやたら口向きを外に向けるオテンバっぷりながらそれでも脚を伸ばしてはみたが．．。残り200で前の叩き合いを睨みながら失速．．力尽き何とか5着に留まる。恋はぁ〜いつでーも初しばーいぃ〜♪

エイプリルミスト夢芝居の巻．．男と女ぁ〜♪
腰重くスタートは出負け気味も、鞍上が瞬時におしてその後の脚はつき、前と差はあるもののマークが可能な中段におさまる。道中、じっくり位置を変えぬまま折り合い脚を溜める。3，4コーナー外目を回りながらももう一呼吸我慢して、直線に向いて長回しのセリフの一幕へ向かっていく。残り400を切ったところからボルテージを一気にあげ情感あふれる追い合戦へ突入。残り200で横並びのカルテット、トップスピードの叩き合い！さてその緊張感についついこちらはヤネがキョロキョロ内を向いて位置を確認．．それが仇になったかどうなのか．．最後は追い負けてのクビクビ差の3着。恋はぁ〜いつでーも初しばーいぃ〜♪(なんで歌い切ってドヤ顔？)　緞帳おろせ〜。終演。

んー、ま、いっか。細かくギャラも入ったし．．ゲヒヒ。

あ！！てかＮＨＫマイル！指名者のいないノリさん馬の勝ちに残りの掲示板は全部人気薄？うわ．．薄氷割れずに渡りきってまだギリ1位のまま？ウホホホー！！(←調子いい)