親の十七光りドラ(１)息子デビュー！(8/12ﾀﾆﾉﾌﾗﾝｹﾙ・ｳｲﾝﾙｰｶｽ)

ほら、またちょっとうまいこと言えそうだったからって色々詰め込み過ぎたあげく崩壊タイトルになってるし．．．。あさましさが書くものに滲み出てっから大成しねぇんだよ、俺は．．。
とかのっけから自虐でちょっと落ち込んでる場合じゃねぇ！さあ来たよ。父ちゃんフランケル母ちゃんウオッカ、両親合わせてＧ１なんと１７勝、今年の俺のドラ１、歴史的名馬同士の良血息子タニノフランケルのデビュー戦！(とサラッとわからなかった人にもう一度タイトルのうまいこと感を無理くりわからせようとするこのさもしさ)。
毎年注目されるこの最強の女傑たる母の子たちではありますが、ご存じのとおり兄ちゃん姉ちゃんたちはいまいち結果が出ず、１個上の姉がようやく３勝をあげ軌道に乗り始め、この最強の父を迎えた当馬にまわりのフィーバーぶりもさもありなんというところ。．．と言いたいとこだけど、実を言うとうちのＰＯＧでは当時そんなにフューチャーされてなかったと思うんだよね。だから掲示板とかニュースとかでやたらと字面になって熱を帯びてきた今の状態にちょっと不思議な感じもしてますわ。でもそりゃそうだわね。Ｇ１ホースの全弟とかの確かな裏打ちないからこそ、逆に根拠のない夢ばかりがちりばめられたこの子にロマンを感じるんだと思うわ。
思い返すとそのひねりもないダサ潔い名前がついたあたりから良くも悪くも一気にヒートアップしてきたような。あ、俺は好きですよ。なんかムーミン臭やジブリ色がある感じでいいじゃん。谷から来た化け物みたいで。みんなも好きでしょ？隣のナンチャラとか、ドッカの谷のナントカとかさ。あ、つうか書いててふと思ったんすけどね。オーナーサイドがゲンを担いだのかな？初めて結果らしい結果出した１つ上が冠ついてる名前だから。なんか当たってるよーな気がする．．。
とまあ、そんなことはともかく．．始まったお稽古も順調で、めちゃくちゃいい時計を出してるわけじゃないが積み上げて十分に戦える形にはなってきた。それに加えて超立派な馬格や母に似た艶のある毛色がビジュアル的にも彼を更なる人気者に。ワクワクが止まんなーい♪とか一人で不気味にクネクネしてたら、騎乗予定のミルコを背にしての当週追い、３頭併せで相手に1秒半遅れると言う緊急事態発生！（ギョギョッ）．．よくよくきいてみると無理させないように鞍上が手控えたっぽいとか．．ホッとしたりドキドキしたり動悸と息切れで、救心が手放せませんが。とにかく行ってこい！8/12新潟芝1800、16頭フルゲートで好調教馬達もおりますが、当然の1番人気。7枠13番、馬体重528Kg．．ておい！でかいんじゃなくて．．太目残り．．さあ発走です！(汗)

ゲート開くと同時に巨漢とは思えない(+気持ちプックリ)出でトーンと軽く飛び出す。おお！こりゃロケットスタートと言ってもいいくらい。ゲートがはやいとは聞いてたけどスタート不安の鞍上にしてこれならグッジョブ！(馬がね)早いスタートは母譲りかな？そういや、初年度でいきなり父の名を知らしめたソウルスターリングもダッシュよかったよね。さてタニノフランケル、そのままガッガッと迫力満点な跳びでハナに立ちながら切れ込んでいく(一生懸命ないい子やぁ)。最内に納まってスッとヤネの指示に従って落ち着く(聞き分けのいい子やぁ)。まずはここまで十分に競馬できてる上に入れ込みもない。後は勝つだけ．．．ﾎﾞｿ。とか急にスケベ根性がモワモワッと沸いてきて、放送禁止、モザイク必須のヨダレがつたう口元をさらしてたら3コーナーでスピードダウンして外からかわされ3番手に。ダレた？控えた？直線向いて5番手まで下がった時点で悪寒がゾゾッ。これってズルズル行くパターンやぁ！と早々にあきらめかけたその刹那、ミルコのムチがとんで瞬時に反応。長い新潟の直線の追い比べに復帰するとあっという間に横一線を競り落とし、残りは外を行く1頭．．かわせぇ！のさっきまでのベソ声とは打って変わった調子のいい掛け声もむなしく．．最後は逆に競り落とされて2馬身弱おかれての2着まで。ふぅ(←安堵と落胆半々)。

デム談「スタートがすごく速かったし掛かることもなかった。真面目で一生懸命に走る馬。いい競馬してくれたけど、勝った馬が止まらなかった。まだ緩くて子供っぽいのでこれからいい馬になると思う。」．．なんかコメント長いな。さすがにリップサービスありかな？でもこれを信じて次に期待。うん、まずまずだったでしょう。

でと、もう一頭走ったのはウインルーカス3戦目の未勝利戦。8/12小倉2R芝1800。ドラ1出走にかまけて申し訳ないがここは結果だけの4着。大内枠を利用してうまく逃げたんだけどなぁ．．こちらは南下輸送がたたったか、随分いれこんでしまってたみたい。続戦でどうにか初勝利を！