484件のひとこと日記があります。
2017/09/19 13:19
行け行け!僕のドラ1!(9/18タニノフランケル)
なんか夏が終わると同時にパタッと指名馬が走らなくなったんで、土日番組表も見ることなくヤケ酒かっ食らっちゃあ寝っ転がって爪先で壁カリカリ削ったりしてたんだけどさぁ...ハッ!やべぇ!オレん家、賃貸だったっ!壁と一緒に敷金も削られるぅぅ...とかフリの小ボケなんかいらねぇんだよっ!「ガシッ!」あ..壁蹴っちゃった..敷金が更にぃ..(だからもーいーって)
ようやく来たぜ!!うちの指名馬の勇姿を見られるウィークエンドがっ!しかも焦らして焦らして登場したのは我がドラ1、最強両親(フランケル×ウオッカ)の子タニノフランケル!...とは言うものの、今回の舞台は午前中の早めの時間..。つまりは未勝利戦..そう、デビュー戦はよく言う事聞く優等生ゆえ、しっかり競馬は出来たものの、まさかの(すみません)薄め人気のタートルボウル産駒に完封負けで2着。仕上げ途中..太目残り..渋い馬場..言い訳はあれこれあれど、逆に重くのしかかる両親の背景..次は絶対負けらんない。
つう事で、迎えた9/18阪神2R芝2000未勝利戦。連休三日の開催全体さえ危ぶまれた列島大縦断台風もどうにか夜半に北上しての台風一過..雨は上がった。とは言え芝は重く渋った状態なのはやむを得ない。ウオッカの子である以上、条件はデビュー戦以上に向かないと思われるが、台風を嫌ってか何と出走は枠にも足らない全7頭。すでに今回5戦目の同世代ながらベテランさんで、直近は2着2回と完全に抜ける順番が来てそうなルーラーシップ産駒ウォーターパルフェは強敵だが、相手はそのくらいと見て、やはりどう考えても勝たなきゃまずい状況..うーん、勝ってくれたら満足ではあるけど、どうしても格と言う色味のついた勝ち方を意識してしまう。毎度毎度、まず勝つことが難しいってわかってるくせに、やっぱりドラ1に対するてめぇ勝手な欲がムズムズとねぇ。
あわよくば突き離して勝つか、または流しての余裕勝ちしてくれたら最高なんだけど..。
ムズムズモヤモヤソワソワ、やばい妄想にふけってる間にいよいよ発走。あ、言い忘れてたけどヤネはミルコ様からいっくんに乗り替わり。んーと..多分一昨年だったら鞍上大幅弱化とギャーギャー何の意味もないのに騒いだだろうが、俺、偉そうで申し訳ないですが、勝手に相性が悪いと思ってた福永J、去年の指名馬、けっこう乗ってもらってかなり貢献してもらってから、すごい見直してるんよね。掲示板でもいろいろ言われてましたが、聞き分けの良い一生懸命なタニノフランケルなら馬とケンカしない福永スタイルは手が合うとも何となく思うしね。さあ状況は?1番人気はもちろん..ってえっ?!単勝1.1倍(ギョッ)なんだそりゃ?確かに極端な少頭数ではあるが、これはちょっとびっくり。世の中も勝って当り前..って思ってるっつうことだ。馬体重は526kg...前走からたった‐2kgかぁ...もう2絞りは出来そうだが..それでも勝たねば勝たねば勝たねば..ブツブツ。ゲートイン...。
スタート!!大型馬とは思えないくらいスッと軽く出てそのままスルスルと前へ前へ。なんて言うかこの子の出の良さって、変にバタバタせず気負いもなく、首を使って巧みに加速してく感じがほんとイカしてると思う。「あ、走るのね♪」て吹き出しつけたくなるくらいのリズムって言うかノリがいいスタート巧者。でと、何の問題もない最初の一歩の話がほぼこのレースの全て...。そのままハナを奪って1コーナーに入ると道中はレース自体が魅入られたように福永運転手による高級車の安全運転でござい。かなりのスローで終始流れ、最初からピタリとマークされたウォータパルフェに3,4コーナーで並ばれたものの直線はそのライバルが激しいムチで追われる中、鞍上は全く動かず馬がチラッと相手を見て(ってホントに見えた)最内を加速。一切寄せ付けないまま馬也で1馬身ちょっとつけてフィニッシュ。もちろんノーステッキ...。やったぁ!!こちらのやらしい欲も満たしてくれた最高の勝ち上り!!
福永J談「スタートが上手なので無理せず、逆らわずに自分のペースで運んだ。道中も楽な雰囲気で最後まで余力があった。いい体の使い方をする。パワーがあるので慣れるとハミを取るようになるかもしれない。」...ハミ云々はこの言い回しだと多分いい意味ではないね。急に咥えこんで騎手が持ってかれるかも..てことかな?
さてさて、冷静に考えると、勝ったけどいろんな意味でまだまだ未知の部分が多いよね。少頭数にまともに追わない競馬だもんな。でも楽しみがグーンと広がったのも事実!あーよかった(←冷めたこと言ってて、顔はニヤけっぱなし..ヨダレまで出てますわ)