子守唄にゃ早すぎる（7/21Jﾗﾗﾊﾞｲ・Aﾏｰｽﾞ）

風の噂で聞いたけど。君はまだ燃えていると．．．。」

そうだぜ！戦いは始まったばかり。子守唄にゃまだ早すぎる！つう事で、今週デビューの指名馬ジョニーズララバイの出自、名曲ジョニーの子守唄(by谷村新司)から冒頭を引っ張ってみましたが、母の名(メジロアリス)からのイカした命名センスはさておき、この馬自体は半兄にコウソクストレートを持つマンカフェ産駒のスピードスター候補。ウトウトどころかノンビリまばたきしてっといいシーンを見逃しまっせぇ．．。今週もまた見所(俺にとって)てんこ盛り。まずはジョニーズララバイのデビューから行ってみよっ。

7/14中京6R芝1400。皆様もおそらくそうだと思うのですが、攻めの数字がまだぼんやりの段階で先、具体的なデビュー予定が決まった時って、ルメさんorデムさん(ミルさんの方ね)確保って聞いただけでなんかテンション上がるよね。ヤネ安心ってことももちろんあっけど、その馬に力があるんだろうなぁ．．ってそれで間接的にわかるから。つう事でやらしい話をしましたが、鞍上はミルコJと決まった時点で、急に期待度ググンッてなった自分がホント浅ましい(でもニヤケ顔は止まらない)。時計も直前は松若J騎乗で音無厩舎らしい坂路4F53秒台-終いも12.6でまとめてのまずまず。10頭と少ないながら、お、一応１番人気、3枠3番。さあ行くぜ！

スタート！ゲートには自信ありっつう事でしたがここはいいとこ五分．．が、その後は促すとすぐに脚がついて流れに乗り、まずは競馬になったのでＯＫ。控えて5,6番手。内でタイミング伺い．．と思いきや、スルルッと道中でさばいて前に抜け、3コーナーの時点では2番手に。四角をハナに並びかけながら被されぬよう進路を確保。直線向いてさあ追い合戦。ここで面白かったのはミルコＪの動き。直線入口で大きく振り返って他馬全体の位置をチェック。追い出しながらチラリと外を見て、今度は横一列の動向をチェック。その後は外から来た和田Ｊトップウイナーに併せてゴリゴリの叩き合い。クビ差抜けての辛勝。いや、手に汗は握ったがこれは何とも．．。
ミルコＪ談「ペースが遅かったので自分から動いた。楽に直線を向いて最後まで伸びた。いい性格をしている。」いや操縦性良い上に根性もある馬なのは何よりだけど、今日はジョッキーの力が大きいことは明白．．さすが今年こそリーディング．．の気合入りまくりの名手、どうもありがとう！

そして．．今年始まって2月目のこの段階で、お、俺の指名馬がなんと2勝目目指してオープンに挑戦．．なんかビビり過ぎて言葉も出ません。恐る恐る息を潜めて事態を見守ります．．(←冗談じゃなく土曜はこんな感じだった)。
7/14中京9Ｒ中京2歳S芝1600。未勝利でいきなり参戦してきたアドマイヤジャスタに「アドマイヤだけにベガパターン狙いかぁ！？」と肝を冷やしましたが、最後に回避してくれ、危うく同胞対決は避けられました。もうこれ以上ビビらさんといてぇ。いや7頭立てとは言い1.9倍の1番人気をキャリア2戦目で背負わされる馬なんて持ってたことないもん、どうふるまったらいいかわかりませんや、こちとら。傍目にも勝負根性が見えた叩き合いをハナ差制したデビュー戦も、もはやただの際どい勝利にしか思えず信頼できるかどうかもあやふや。頼むべきは引き続きの鞍上ミルコ・デムーロ。6枠6番。どうか．．どうか．．。

スタート！ヒィィっ！(←なんだよ？)五分で出るも促されるとガガっと走りだし、すぐ来た2コーナーはハナを奪わんばかりの番手で回る。そこで落ち着いてジリジリと控え、外を2列目3,4番手の道中となった。ペースが緩いんでしょうが外目のせいか窮屈そうでもなく、スムーズな好位キープがいい感じ。てかずっと無意味にカチコチになって口パクパクしてんのはこっちだけか？そのまま最終角を回して後は直線勝負。横一列から他の馬が前に出て、置いてかれる感じに一瞬過呼吸気味になるが(俺がね)、残り300過ぎてから追い出し鞍上がチラッと横目に他の脚色を計ってからようやく肩の力が抜けました(俺のね)。ドーンと突き抜けて伸びていき、最後は馬も騎手も緩めきっての3馬身差完勝。ふぅぅぅ。
再びミルコJ談「かなり強かった。ペースが遅かったので自分のリズムで運んだ。使って状態も良くなっていた。」ふぅぅぅぅ(うるせーな．．)。

次は秋の東京だそうです。この時点で2勝馬持てたのはまさに珍事ながら嬉しい限りだけど、次の観戦も命持つかな？救心とか買っとこうかな？ほんと．．。