484件のひとこと日記があります。
2018/07/30 17:17
Arumama,As I am. (7/28 アルママ)
同意味英文の字面も何となく似てていいねぇ。アズアイアム...ありのままに...なんつうちょっと前に流行った世の中を凍らせて回る困った金髪おねーちゃんの大ヒットアニメ映画を髣髴とさせますが、この冗談みたいだけど本当に「あるがまま」から来てるセンスピカイチネームを持つアルママがついにデビュー。
まあこの名前とアッシュゴールド(色)っぽいかなり変わった毛色だけでゾッコンになるには十分なのですが、この子の両親とそのしがらみなんて話してた時にゃあ、どんだけ書いたって終わりませんよぉ! てか言ってるそばからあれよ?(何さ?)アッシュゴールド(馬名)と言えばまず思い出すのが、岡田総帥べたぼれ「走らないわけがない」で有名なオルフェ兄貴そっくりの全弟でしたが、その言葉に見事に踊らされた当時のあたくし、ドラ1かつ1番指名で総帥と共に淡い夢を見たが、ダービーどころかG1の一つにも引っかからずに、重賞2着をいい思い出に散った..そう、あれも今は昔のこと。そしてオルフェの子。そうくりゃステゴ好きの岡田総帥お得意のラッパがまた高らかに鳴り響く「次元が違う1頭」。ああそうですか。大枚はたいて総帥が購入、また鬨の声を上げたなら、今回もその舌の上で派手にこっちも踊らされようじゃありませんか、喜んで。シャルウィーダァンス!(なんかグッチャグチャだな..)
でとこのアルママ。父・オルフェーブル×母・ホエールキャプチャ..G1馬両親の超良血。ステゴ爺様から受け継いで増幅された父暴君の狂気をベースに、SS3×3の近親配合と言うとんでもなく弾けたパンク野郎を確信犯的に生み出そうとしたとしか思えないこの暴挙。悪魔のようなはねっ返り(気性難)を勝負根性に還元なんて、こちらのニトロエンジンはほんまもんのグリセリンを使ってるようなもん..どんだけガルガル吠えてヨダレをボタボタ滴らしとる仔馬が出てくるかと思えば、さっきも言ったようにお父さんの金とお母さんの銀がまじりあったような風合いの毛皮を持つ、初仔らしく小さななんだか愛くるしい若駒が登場。名前のコロッとした感じも相まってあっという間に彼の掲示板はアイドル色に縁どられキャッキャする感じに..まあいいけどさ。去年指名のタニノフランケルと言い、さっき触れたアッシュゴールドと言い..結局、なんやかんや俺自身が好きなタイプなんだろうね。なんかやたらと甘めのロマンコメントで走る前から持ち上げられる一方、アンチ総帥派も含めて走る前からグサグサ辛辣なバッシングを受けると言うこの両極端な感じ。俺は嫌いじゃないよ、ウンウン(←何様?)
と言うことで、デビュー戦7/28開催初日の札幌5R芝1500。この微妙な距離での陣営の意図は未だにピンときませんが、相手にはルメールJ騎乗の同じくド良血もいる全13頭中、いろんな意味での話題性に加え、直前の追い切りもなかなかなのが功を奏してか1番人気。鞍上は、そもそも彼が跨り「素質が抜けてる」と言ったのが俺の指名決め手となった柴田大知..つまりはマイネル軍団のエースJ。昨今はちょっと元気がありませんが、この人の言葉で獲ろうと思った以上、今後どうであれ主戦でいて欲しいと思います。馬体重は430kg。思ったよりはあるけど4月末生れの初仔だからやっぱちっちゃい。7枠10番。さあ走っておいでっ!
スタート!ススッと滑らかに前へ、こりゃいい出足でセンスあるぅ(喜)と思いきや、ハナに並ぶや言わんばかりの番手から、ズズッズズッと下がって行き、流れに置いて行かれるように向う正面では外目を中段よりちょっと後ろ。3コーナーに入るや、鞍上が手をブンブン大きくふって追っ付け追っ付けのまくり気味で押し上げて行き、ギクシャクした感じで4番手までどうにか戻す。てか最終角を回りながらもうムチ入った!(えーっ?)こりゃすでに手応えも怪しいのかとヒヤッとするが、直線入口の残り400から左ムチの連発でジリジリと伸び、よーし!まだまだイケると思った刹那、外から差してきたもう1頭の良血ルメールJ騎乗レーヴドカナロアにスパッとかわされ、200を切って今度は右ムチの連打に応えどうにか食い下がるものの、最後は屈して3/4馬身及ばずの2着まで。うーん。
大知J談「調教でもまだ走り方を覚えてる段階だったが、レースではすごく繊細で気を使い戸惑いながら走っていた。能力は持っているので、使いながらよくなって行けば先々楽しみ。」うーんあのズブさとガクガクな感じはそれゆえと俺は鞍上を信じます。よく頑張ったけど素質だけで勝てるほどは甘くなかった。尻上がりの血統と彼の学習能力に期待..そして聞き分けが今はいいみたいだけど..秘められた爆発力(狂気)にもねっ。アルがママに..行こう。