競輪
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2018/10/15 17:56
エンジンは３度吹かしてあたたまる(10/14ﾀﾞﾉﾝｼﾃｨ）
さて今週は、期待していた紫菊賞へ挑む予定の子が回避して、残念やらちょっとどうなったのか心配やらではありますが、別に未勝利くんが1頭出走するので、気持ちを切り替えてそちらのお話を。名はダノンシティ。この９月にとうとう4000勝達成と言う前人未到にきまっとるアホみたいな偉業を成し遂げた痩身ながら鉄人、言わずと知れたあのタケユタカのお墨付きでデビューした我が外車だったが、自信満々で挑んだ新馬戦は、前を行き直線で潰れての9着。次戦、鞍上継続で真価が問われ、そこはグンとラストまで伸びて2着と名誉挽回。控える競馬も見せ場も出来て、超大馬主さんの期待にどうやら応えられる可能性が出てきたことで橋口先生をホッとさせてから3か月。ここは放牧明けだが、いきなりガツンと決めても一向に構わんぞい？(それこそリアル馬主でもないのにどこから目線？)
デビュー前から師には「跳びがきれい」と言われ、２戦目前にも大幅にトーンダウンはしたものの「使ってフォームが良化」で出した勝ち負けの結果。車体は小粒ながら高スペックを見込まれたエンジンがいよいよ本調子の唸りをあげ、遅ればせながらでも何とか早めに最初のチェックポイント突破を果たしたいもんですが、さて。
10/14京都2R芝マイル戦。そうは言うものの１１頭並んだ出馬表の肩書を見るにつけてはなかなかに侮れない面子が並んでる。初戦はちょっとぼんやりだったらしいが、叩いて変わるのがオニ怖いディープの評判馬が2頭。鞍上がそれぞれ川田Ｊ(ミッキースピリット)にミルコＪ(リアオリヴィア)ってのが一層迫力満点だわね。その他にもいずれも強い相手に2着2着の順番待ちでうずうずしてるノリさん乗っけたレッドヴィータに、快進撃中のジャスタウェイ産駒やロードカナロア産駒。あれもこれもよく見たらおっかなそうなのはまあ、いつものことではあるのだけどね(苦笑)。メンバーの骨っぽさに加えて、こちとらかなり片目をつぶってようやく、ボチボチ．．な調教内容。デビューからずっとお稽古駆けする子じゃないけど、印象は悪く、結果、連下の三角チョボチョボの5番人気．．．妥当ですわね。後は、この子のまだ見ぬ底力を信じ、今一結果はつかなかったが今年の凱旋門賞から戻ったばかりの鞍上のレジェンドに託すのみ。6枠7番、さあ行ってこい！
スタート！ちょっと口向きがぶれてギクシャクしたが五分で出た。その後はスッと脚がついて流れに乗る．．。無理せず、前に4頭ほど置く、ど真ん中、差し組一団の先頭キープ．．いい感じでない？比較的ゆったりした流れ．．上り勝負になりそうだが、差し競馬も前走で対応可能なのはわかってるので、慌てない慌てない。我慢しながら3コーナーに入り最終角の出口で追い出す、さすがスムーズな手綱さばき。おあつらえ向きの用意ドン！200手前で体を併せた和田ブラックバッジと共に上がるが、ムチ一発で一気に置き去りに。二発目でグンと先頭に躍り出てそのまま、最後は余裕持って2馬身差、完勝！いやったぜぇい！！
武J談「休養を挟み、馬がよくなっていた。レースは上手に走ってくれたし、ラストもよく伸びた。」うん、1.34.9のごく平均的な内回りの未勝利戦タイムだけど、やっぱり上りは早めの34.4。まずまずの瞬発力レースをしっかり勝てたのは大きいなぁ。
このまま武豊お手馬で行ってもらえれば嬉しいのだけど．．．。これは勝ち上がりで御の字かなぁ．．．と思ってましたが、欲が出てきちゃいました。次も楽しみです。
- ダノンシティ
- タケユタカ
- チェックポイント
- ミッキースピリット
- リアオリヴィア
- レッドヴィータ
- ジャスタウェイ
- ロードカナロア
- ボチボチ
- ブラックバッジ
