お嬢の冒険 (5/12　ミッキーバディーラ)

少女だったと、いつの日か
思う時が来るのさ。

と、そう言えばＨ２Ｏって確か長野県(オイラの故郷)出身だったよね。どちらかをなんか有吉反省会で見た気がしますが．．．どーでもいいわっ！！(ﾅﾆｺﾚ？)

と言うことで野田家の娘にしてうちのお嬢こと(勝手にね。いわば妄想拉致みたいなもんだ)ディープインパクト娘ミッキーバディーラ。２歳秋までは大事に大事に箱入りで育てられ、10月のデビューでナイスガイ松山弘平に導かれてのいきなりの勝ち負けとなり、2戦目はルメールJにバトンタッチでこりゃさぞかし未来は明るいぞいっ！．．．と音無調教師と一緒に浮かれてたら(いや、師が浮かれてたかどうかはよく知りませんがね。ええ、俺は浮かれてましたともっ！！←謎力説)ルメルメルメと三連発で未勝利戦2着2着3着．．．の足踏み状態突入．．．そう言えばまるっとお姉ちゃんのリボンフラワーも勝ち負け連発で3戦目でようやく勝ったのよねぇ．．懐かしいわねぇとか、こっちがジェーン・バーキンばりのアンニュイな吐息を漏らしながら余裕ぶっこいてる内に勝ち上がれぬまま3歳に。年明けて松若Jに乗り替わってさすがに焦った(俺がね)5戦目でも3着。ＰＯＧ的にはもうすでに新馬勝ち以上のポイントを稼いではくれてるのだが、そういう問題じゃないし、そもそもそんな子じゃないでしょ？あなたは！2歳チャンプ、ダノンプラチナの全妹でもあるのよ？と呪詛なのか叱咤なのか、単なる酔っぱらいのたわごとなのか（それでしょ？）のブツブツを、ハツだのモロキュウだのと書かれた短冊がぶら下がった壁に向かってぼやいていたら（やっぱそれじゃねぇか）、春雨滴る阪神の地で100勝ごとに児童養護施設に寄付を欠かさないと言うルックスも内面もイカしたお祭りジェントル和田竜二がとうとうやってくれた。6戦目でついに勝ち上がって大人の階段一歩上ったシンデレラに．．。じゃあ、その勢いのままにと野田家の女当主が思ったか．．続戦して1月後の自己条件戦にエントリーと相成りましてん。

つうわけで、今週は名家のお嬢さんなれど、野田家家訓の働かざるもの食うべからずを地で行く2歳10月デビューにしてすでに7戦目を迎えたミッキーバディーラただ1頭の奮闘記でござい。

5/12五月晴れの京都6Ｒ500万下条件、芝1600。今まで全て走ったのはマイル戦っつう上にこのコース自体が3回目の経験十分なお嬢（なんだか艶っぽくていいわね）。勝たせてくれた和田Ｊが引き続き鞍上でもあることだし、ここも通用するだろうと見込まれたのに加え、なんと出走自体が8頭と言う嬉しい少頭数のおかげもあってか2番人気。ここんとこはチャンスを鮮やかにモノにして連続ステップアップと行きたいもんだね、うんうん。でも慌てて駆け上がって落鉄(ガラスの靴落したり)したりすんなよ、シンデレラ。

さあ、1頭1枠と言う贅沢ファーストクラスのゲートに納まってのスタート。スルッとうまいこと出た後にグイグイおして出して行くのは、さすが和田Ｊよくわかってる。ほんとにずぶくて引込み思案で奥手な女の子だからね。なんやかんや終始手が動きっぱなしで、道中はしっかり前の方4,5番手につけてる。ちょっと外々を行ってる感はあるけど、この頭数でのこと、せいぜい1列外でそんなに消耗もないでしょ。さて、さらにジリジリと押し上げて行きながらの3,4コーナー。直線に向いたところで先頭に並びかけ、さあもう早過ぎってくらい早めにスパートかけて抜け出せば．．．って出ないんかいっ！？(汗)．．．なんだろうなぁ、素人にはわからないけど、そこで行かないのか行けないのか．．．これだけ毎回同じことになっても現場で力振り絞ってるヤネにしかわからない行けそうなタイミングって奴があるのかなぁ？ウワっと並ぶ間もなく外から来られて差されると、ここでムチが入ったが時すでに遅し．．てか、これもいつものことだけどムチは入ったが全くこちらのギア自体が変わった様子もなく、上りの競馬にただただ置いて行かれての4着．．．んー、逆に少頭数が功を奏してのラッキーな掲示板かな．．。

和田Ｊ談「速い上りに対応しきれず。ばらける形の方がいい。でも状態は上がってきたよう。」まさにそんな感じでしたね。でもこれがまた経験になって行けばいいよね。ここでまた1つ叩いて調子が上がってきてると鞍上が言うなら続戦かな？
ＰＯＧ的にはこれが期間最後になりそうだけど、これからも君の成長を応援してます。それからお姉さん(リボンフラワー)の子が今年デビューだよね。しっかりチェックしておこう！