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2021/10/31 20:14
頂に光る?頂で光る?(10/30アルテミスS)
あ、そー言えば。ソダシの出てるレースを見ると「うおっ!リアルファミリージョッキーじゃんっ」ていつも思うんだよねぇ。ユキチャンとかシロニイとか同族の一世代前にも走る白馬はもちろんいたけど、確かにソダシは違うんだよなぁ。まとうオーラがもうそんな主役(プレイ馬)にしか見せないんだな、きっと。この前なんか「ああ....スタミナが...★取れなかったかぁ。」とかブツブツ言いながら散っていく直線見てたもんね、負けてなお、プレイヤーキャラ=特別な存在。あ...わかる人にわかってもらえれば..スミマセン。
てか、それこそ全然関係ない話から申し訳ないっす。↑の話ってフッと思い出しちゃ、ここの枕にでも使おうと常々思ってたんですが、すぐコロッと忘れちゃって。まったく無関係なところからド頭で強引に(てか関係0じゃん)言っときましたわ。あースッキリ。でと、本題(の枕)に。母の名はベルアリュール供その母の名に、頂上や冠、鶏のトサカなんかを表すスペイン語のクレスタ。切ないことに早くも忘れ形見となってしまったドゥラメンテの子ベルクレスタ。目指すのは母の名においての頂点?いや、もっと高い峰を目指してもらいましょう。初戦は今年もやっぱり出てきたダメジャーの2歳マイル王候補に力負け。まあ、その後の新潟重賞もあっさり搔っ攫っていった、速攻系のホンモノに順当負けはOK。肝心なのは次の未勝利でジワーッと伸びてトンと勝ち上りできたこと。こりゃイケんじゃね?このネバーっとした強さにむしろ底知れない何かを感じてニンマリの俺....のつもりでいたのですが、あれ?二月経って、さあ成長込みでトントントンとクラシックの道筋を付けときましょっ...の予定を絞って出走決めたはずの10/30東京メイン、重賞アルテミスS芝マイル戦。なんか来たぜ?シンクリと超名牝ママとの初期におけるビッグヒット息子エピファネイア産駒の大包囲網。そこにディープの良血娘も加わるという骨っぽさでまずはさっそくちょっと引き気味に(俺がね)。さらにやっぱりあれあれ?それなりの調教で仕上がっては来てるはずなのだけど、いまいち陣営側のテンションが低い?確かに冒頭申しあげたとおり、ソダシの3つめのG1戴冠もかなわず、ステラヴェローチェも菊を獲れず。今年は去年のイケイケからは少しばかり厩舎そのものが奮わないことはあるでしょうが、須貝師のコメントも「次につながれば」的で随分らしくなくない?
だが、やる前からクサクサしてても仕方なしっ。行くぜっ。鞍上はもちろん主戦松山コーヘー。11頭立て2枠2番。人気はデビュー戦で4馬身差勝ち、ヤネを川田JからルメールJにシフトしてきたエピファ娘にやはり譲ったが、それでも2番人気に収まって期待されてるのも十分伝わってくる。あわよくば、スパッと重賞を獲って箔をつけたいが、勝ち負けに持ち込んで収得賞金を積むのが最優先課題。さあどうだ?
スタート。まずまずで出たところを鞍上行かせるといきなり内3頭の先の取り合いに。そこをクッと引いて控えたのはお見事、それにカッとならずにしっかり従った馬もいいなぁ...ホントいい感じよ?そのまま好位で番手を踏んでいく展開に。狙いが抜け出す強い競馬に絞られた状態で4コーナーを回していき、直線向いてジワジワと追い出す。2番手からハナを獲りに出ていく有力エピ産駒の一角シゲルの馬&好調福永Jに外から併せる形で用意ドン。並んだところでシゲルにムチが入るが、持ったままでもこちらの脚色が勝りあっさりかわして勝負あり...と思ったら、やられたぁ!!(ギョッ)。あー、直線長い東京+決め脚の馬+ミルコお得意の鬼のムチ連打追い込みパターンがピタリとはまった。とんでもないところから飛んできたサークルオブライフに、最後ドスッと差されクビ差惜敗。うーん、こちらはノーステッキなのをどう見るか....いや、今日に関してはコーヘーJのベスト騎乗でしょ?あれで慌ててムチ入れたところで粘れないわね、それも含めての逆にデムJらしい乾坤一擲の大競馬でした。負けて強し、そして負けて仕方なしの一戦だったかと。
松山J談「スタート良く持ったまま3番手に。いい形になって直線でも余裕があったが、今日は勝ち馬の決め手にやられた。ただ、成長しているのでこれからが楽しみ。」
さあ、すぐに師のプランが阪神JFと出た模様。らしくなってきたんじゃない?松山Jのお手馬として2歳G1へ。しっかり課題をクリアして前進お見事。
え?勝ち馬もエピ産駒だったの?どんだけだよっ!?(11頭中4頭いました)