競輪
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2021/11/14 05:04
我が女傑5度戦地へ(11/13ﾃﾞｲﾘｰ杯２歳S)
牝は静を以って牡に勝つ。静を以て下ることを為せばなり。 老子
古今東西、古くはクレオパトラから、新しきはアンゲラ・メルケル元首相まで、強きリーダーは当然男のみにあらず。ジャンヌダルク然り、エリザベス一世然り、インディラ・ガンジー然り、マーガレット・サッチャー然り。時代を紐解けば枚挙に暇なし。
社内POG��(指名重複可)の我が指名馬キンカメの忘れ形見スタニングローズ。祖母にローズバド、叔父にローズキングダム、言わずと知れた華麗これ強きことなりの薔薇一族の若き子女。２戦目に勝ち上がりここまで戦い続けること四度。直近2回の重賞挑戦も含め、その全戦が男女混合。負けても負けてもひるまず挑み、新潟2歳Sは5着掲示板、サウジアラビアRCは勝ち負けに僅差の3着で馬券となった。
始まりからどえらいスケールダウンとなって恐縮ですが、高貴ながら野趣に満ちた魅力あるこの女性が、俺の今年のPOG�，両’圓鯤�ける無二の存在であることはこの時点でもはや間違いなし。全指名馬中3番目にポイント稼いでくれていると言う現状実績が物語るのはもちろん、先に申し上げた、指名重複ＯＫルールの中、この子を指名しているのが自分ともう一人の2人しかいないと言うことが、まさにその理由。ポイント1位のコマンドライン(指名14人)、2位のベルクレスタ(指名11人)では、バーチャルオーナー戦線を抜け出せないのは言わずもがな。そんな今年のカギを握る我が女傑が、またも混合戦で重賞獲りに臨む、11/13阪神11Ｒ芝1600ｍデイリー杯2歳ステークス。
相手は今年のマイル戦線主役の呼び声高き、2戦2勝、先に申し上げた通り当方が敗れた新潟重賞のウィナー、ダメジャーの大器セリフォス。新種牡馬イスラボニータの産駒代表馬筆頭プルパレイ。評判通りの強い新馬勝ちっぷりで大名乗りを上げたエピファ娘ソネットフレーズ。相手に不足なし。丈夫な体を武器にじりじりと成長と経験を重ねてきたのが強みであるうちのキーウーマンが、ここで4番人気から、まさに静を以て下りながらの逆転劇を窺う。鞍上は新馬戦の手綱を握った吉田隼人騎手。ヤネも確かめた調教過程は骨っぽい面子に遜色なし。7頭と枠割れして少頭数なのもラッキー。2枠2番からさあ行こう。
スパッと鋭く出てそのまま．．．え？逃げへ？と一瞬驚いたが、すぐに控えてドーゾドーゾとプルパレイに行かせて2番手に。そのままいい感じでワンターンを回して向いた直線。2歳の重賞らしい、用意ドンの上り勝負を堂々と受けて立とうとはしましたが．．．あらぁ．．．案外に伸びず。そこからドンドン落ちていき、有力どころの凌ぎ合いには全く参加できずに結果は勝ち馬セリフォスに3馬身及ばない0.5秒差の5着。完敗です。
吉田隼Ｊ談「ペースが遅くなると思っていたし、いいところにはまったと思ったが。ずっと使ってきている疲れか、いつもの良さが出なかった。」うん、納得です。いかにも鞍上の言う通りの直線でしたしね。反動が心配ですが、とにかくここで1回しっかり休みましょう。
ただなぁ。ここまでの臨戦過程がなぁ。重賞3戦掲示板外さないことから、いつでも真面目に走る性格とそれなりにやれる力があることは十分わかったけど、勝ち負けできずにこれだけ回数使って、未勝利勝ちの賞金しか持ってないのがかなり痛い。来年、勝てるところをしっかり選んでいくことになるだろうけど、目標の舞台に届くのか微妙になったのも事実。
でも心配し過ぎても仕方ないことですしね。とにかく今年はここまで。
お疲れ様でした。
- ジャンヌダルク
- ガンジー
- サッチャー
- スタニングローズ
- ローズバド
- ローズキングダム
- コマンドライン
- ベルクレスタ
- セリフォス
- イスラボニータ
- プルパレイ
- ソネットフレーズ
- キーウーマン
