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2015/05/10 14:27
今年のペースがどうなるのか? これがまず
今年のペースがどうなるのか?
これがまずは難問を解き明かすための第一関門
実はかなり難しい。
というのは典型的な逃げ馬があまりいないのよ。
アルビアーノは逃げ馬なんだけれども使っている距離が1600、1400、1800でしょ。一番序盤ラップが出たレースが東京1400なんだけれども、このときが35.3。新馬は37.5でフラワーCは36.5。
フラワーカップにいたっては、同日の未勝利戦1800があるんだけれども、
1ハロン目 同一ラップ
2ハロン目 未勝利より0.5速い
3〜7ハロン目 ほぼ一緒
こんなんだから・・・
とても短距離、マイル路線の逃げペースじゃない。
二戦目の35.3の際は、ラストで尻尾をふって11.9だから、距離が伸びる1600で更にペースを上げるってのはリスキー。この時の勝ちタイムが1.22.1。
数年前にNHKで逃げたフォーエバーマークが33.9で序盤を通過して、8着の走破時計1.32.9だからね〜
東京1400の実績は34.9で逃げて、上がり11.7で1.21.0。
アルビアーノは序盤が0.4遅く、中盤も更に楽して、ラスト1ハロンがちょい遅いから、厳しいように思うね。
いや今回着順がどうこうってことじゃなくて、序盤34秒前半で入るのは難しいし、仮にそうしてしまったとしたら全体時計を1分33秒前半でまとめるのは基本無理じゃないかな??
一方、アルビアーノ以外、逃げた経験はない馬ばかりだけど、序盤34秒台は5指に余るし、33秒台もいる。そういうペースを体感させた以上、スタート直後は「なり」で進めるでしょう。つまり、その集団において逃げようとすれば、勢い34秒切るか切らないかくらいにならざる得ず、アルビアーノは逃げるなら、押してでも行くしかない。持たせる自信がないなら控えるんだろう。陣営の発言を聞いていると、ハナはないような気がする。番手、三番手で34秒後半での入りかかな?
そうしたときにハナを主張するのは何か?をずっと考えていたんだけど、多分レンイングランドだね。内田博幸騎乗。これが好枠を利して、押して出していくんじゃないかな?1200で逃げれる足もあるし。
1200クリスマスローズを勝ったときの序盤が33.5。その後シンザン記念1600で逃げた時が35.7でユッタリ先行して、結果0.1差の5着と距離の融通性を見せている。
このときのラストが11.5-11.5-11.7とかなり優秀だったし、逆にラストにこれだけ足を残したことが中距離型連中の切れもためさせてしまったので、34秒前半で先行してラストを11秒後半の三連発くらいでまとめる感じで、1分34秒切るか切らないかくらい。坂路で驚異的なタイムを叩きだしているように絶好の体調と東京1600では鬼のように穴を連発している内田の手腕で、あと0.5前後縮めれば1.33.5も不可能ではないかもしれない。
基本、このレンイングランドの1.33.7〜8というのが基準タイムになるんではないだろうか?