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2015/05/10 14:46
レンイングランドが1.33.7〜8で逃げ
レンイングランドが1.33.7〜8で逃げて走り切るとしよう。
ここで、「そんなタイム出ないんじゃないの?」という人のために、この馬の血統の奥の深さを一講
この馬の父はクロフネ。クロフネのファミリーナンバーは2号族の2r。レンイングランドの母、マリンフェスタの母系は実は2r。これ、どういうことかというとクロフネの再現性を期待した交配ってこと。通常父馬と同一母系をつけると近親交配になるから、クロフネにクロフネと近しい牝はつけない。近年これをやって大成功した馬がエルコンドルパサー。
今回の交配はそこまで近しい近親交配ではないんだけど、ファミリーナンバー、エネルギー変換能力を司るミトコンドリアタイプは全く同じメスをつけている。つまり近親交配ほどの再現性はなくとも、それに近いことは期待できる。もちろん失敗するケースはいくらでもあるので、何とも言えないが・・・
ただ、今回の坂路の驚異のタイムがそういう能力の覚醒と捉えてもおかしくはないということ。
話を戻してレンイングランドが33.7〜8で走破したとする。
概ね1000通過が58秒割れくらいかな?
アルビアーノが58.5程度通過の番手、三番手だろうか?おそらくアルビアーノの上がりは35秒前半程度と推定している。つまりレンイングランドとほぼ同じ仕上がり。レンがプラスアルファを出せばアルビアーノの1.33.7〜8を若干上回って1.33.5程度かな?
こんな感じ
全く通用しないのは・・・
クールホタルビ
ナイトフォックス
コスモナインボール
ヤングマンパワー
フミノムーン
これらは時計的に無理だと思っている。
加えて枠的に脚がためにくい外目も難しいし、先述したブレイクランアウト同様保守本流の流れに慣れていた馬も1分33秒前半というのはぎりぎりである。
外目でいらないのは・・・
マテンロウハピネス
ニシノラッシュ
保守本流路線でここは不向き
アヴニールマルシェ
グァンチャーレ
クラリティスカイ
ミュゼスルタン
ダノンメジャー
ただし、アヴニール、ミュゼは新潟マイル重賞でそれなりの対応力をすでに示しているので、残し、クラリティスカイも2歳で東京マイルレコードを先行して出している上に皐月も掟破りの逃げに出たことから(皐月としては掟破りでも、ここに向けてはむしろいい経験)むしろ好感。
グァンチャーレは速い流れ経験なく典型的保守本流。シンザンはスローペース。それに中間一頓挫あったのも嫌いたい。
ダノンメジャーは武豊が不気味だが、保守本流の上に外も嫌気。三着限定で抑えとしては一考も基本はダメな口