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2016/01/11 14:22
フェアリー 予想2 ウムブルフの強さ
二歳〜三歳の2月までの中山芝2000の過去30年程度の評価
三歳3月になると皐月賞もダービーもあり、馬の飛躍的な成長
と共に仕上げの本気度もぜんぜん異なるので、二月までとした。
さて対象レース数は約300弱と推定される。
ベストタイムは
1.59.2 京成杯G3のフォーカルポイントだ。
このときキングカメハメが2分フラットで三着だった。
レコードでダービーを制する無敵のキングカメハメはでさえ
唯一の敗戦、しかも0.8もぶっちぎられたよにこの時期として
は、かなりしんどいペース。究極のスタミナ比べだ。
レースの上がりが
12.5-12.5 計25秒
のバテバテレースである。
二位が
1.59.9 ナイトレセプション
上がりが
12.1-12.3 計24.4
三位が
2.00.4 トーセンジョーダン
上がりが
11.2-12.0 計23.2
こんな感じで第100位まで見ていくと・・・・
2.02.9位である。
つまり
2分フラット〜2分3秒切る位の三秒の間に100頭くらいの
中山2000メートルのパフォーマンスを検証しよというものである。
基本的に全体時計についてはクラシッククラスが本気で仕上げて
おらず、その絶対値に大した価値はない。
たとえばキングカメハメはがフォーカルポイトに0.8劣っている
とは誰も考えないし、ナイトレセプションは大物ではない。
どこに注目すべきかというと2分〜2分3秒の走って、余力が
どれだけあるのか?というのが競争能力のバロメータになるわけ
ちなみに時速でいうと・・・・
2分 時速 60キロ
2分0.5 時速 59.8キロ
2分1秒 時速 59.5キロ
2分1.5秒 時速 59.2キロ
2分2秒 時速 59キロ
2分2秒5 時速 58.8キロ
2分3秒 時速 58.5キロ
こんなもんだ。2分フラットという数字や、2分割れが競馬
ファンにとって、美しく見えるのはもはや職業病みたいなもん
だが、このように時速に換算してやると大した違いはないので
あり、重要なのは、直線のパフォーマンスなのである。
ちなみにエイシンフラッシュは、ダービーを怒涛の脚で制する
わけだが、上記時期に中山の芝2000を京成杯で走っており、その
記録は・・・・
2.03.6 ラスト 11.4−11.4を差しきり
このようにベスト100の2分3秒以内には入っていないが、
時速にすれば58キロ平均弱では走っていて、上がり
400メートルを23秒を切るという素晴らしいスタミナ・切れ味
を発揮しているのである。
では、2分3秒以内のベスト100の上がりの分布をみてみよう
25.0秒以上 13レース
24.5秒以上 20レース
24.0秒以上 34レース
このとおり67レース、つまり7割近くが24.0以上要して
いる。つまり時速60キロ以下ってこと。加速ができていない。
23.5秒以上 22レース
約2割がわずかに加速できている。
23.0秒以上(23.4秒以下) 14レース
この1割強、14頭の馬が、それなりの加速をしてい馬といえ
2000メートルを60キロ近くで走り続けても、まだ余力が
ある馬だ。
じゃあ、どういう馬なのか?見てみよう