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2017/10/14 08:01
秋華賞特集 その3
コースをおさらいすると
京都内回り
コーナーは四つ
直線は平坦で320メートル
これはね、G1としては、かなり異例の条件。
2000のG1って、
皐月賞
秋の天皇賞
秋華賞
大阪杯
これだけでしょ?
2200だと
エリザベス女王杯
宝塚記念
これ以上は2400というハイペースにはなりにくい距離になる。
で、2200のG1は、エリザベス女王杯が外回りの大坂越えの直線400、宝塚記念は、春のシーズン終わりの荒れ馬場阪神で直線400近いし、やっぱりハイペースにはなりにくい。というかブンブン逃げ切れるような設定じゃない。
2000にしたって、大阪杯は、今年初年度だから、ちょっと脇に置いておいて、皐月、秋の天皇賞でしょ。秋の天皇賞は、東京ですからね。逃げ切りなんてないでしょ?っていうことは誰でもわかる。
じゃ、皐月は近いんじゃない?となるかもしれないけど、あれもラストは、中山急坂だから・・・
まだ、2000を逃げ切れるような馬体成長期でもないし。
秋、馬も夏で一気に成長するでしょ?牝に限らず凄いのはジャパンカップで古馬や海外強豪にすら挑もうかって頃なので、直線平坦の2000なんて、体力で押し切れるぜ!ってのが出てきてもおかしくない頃。
だからね、凄く特異なんですよ。
「前行って押し切るか」
って、陣営、騎手が出てくる。
だからこそ
「前で楽されたらあかん。」
となる。
だから激流になる。
基本、こうなることが複数回に1回はあるんですね。
その典型がブゼンキャンドルが大外からまとめて差しきったレース。
12番人気でしたかね?一緒に連れて来たのが10番人気のクロックワークでしたね。3着がヒシナタリー。
私は、◎本命がブゼンキャンドルで、対抗がヒシナタリーでしたので、ヒシナタリーが早目に抜け出して、ブゼンキャンドルが突っ込んできたときには、
「はいっ!ご名答っ〜」
と、狂喜乱舞しようかと思ったら、全くノーマークのクロックワークで、死にました。クロックワークは、1銭も買ってなかったので。
でもね、このレースのあと、ブゼンキャンドルは、全く勝てなかったし、いいところすらなかったですね。
だからね、超ハイペースを物凄い時計で、でも人気薄で後方から勝つっていうのは、これは、コンスタントな強さにはならないですわね。
細かいことは、また後で書きますが、このレースで、ここ限定で、こういう狙い方はありだな、と、このときは思ったんですけどね。
そうそう、うまくはいかない。
それは、サンデーサイレンスのせいなんですね。