菊花賞特集その３ 人気でぶっ飛んだ春の実績馬たち

1番人気の春の実績馬でありながら馬券圏外に飛んでしまった以下の馬たちについて原因を深堀りして、今年の参考にしましょう。

メリーナイス ダービー馬
ヤエノムテキ 皐月賞馬
この２頭はマッチョマンでしたよね。体型もマッチョマンだったし、走り方も柔らかみにかけますよね。同じタイプのクラシックホースとしては、ダイワメジャーとか、ロゴタイプとかですかね。アグネスタキオンもはちゃめちゃに強かったけど、マッチョマンのカテゴリーとしての強さでしたね。そんな気はします。その子供のダイワスカーレットもやはりマッチョマン。というか。マッチョウーマンか。やはりダイワメジャーと兄妹ですもんね。血は争えない。

後で出てくるリーチザクラウンなんかは、体型がマッチョマンではないけど、距離もつ感じのする柔らかみはないですよね。ダービー実績も伸びやかさでの２着というより、泥田のような不良を先行して粘りきった感じだし。

ダンスパートナー オークス馬
これは、期待過剰でしたよね。５着なら立派。あんな小さな牝馬で

シルクジャスティス ダービー２着
これはね〜
わからないね・・
当時、自信持って買っていたし。実際、このあと、有馬記念勝つんだもんね。ダービーは、強い２着だったしね〜。走りも柔らかくてダイナミックだったし。マチカネフクキタルが4番ゲートから内ピタリの3〜4番手で、ずっと脚をためられていたのに対して、不利な外16番からずっと外の後方だからね。マチカネにやられたのはわかるけど、やはり通らされるコースによるロスってのは、案外大きいのかもね。調子も良くはなかったのかもだけどね。

アドマイヤベガ ダービー馬
これも、わかんないね〜。
柔らかいし、強いし。豊かだったし。
敢えていうなら菊花賞最後に引退だから、もう疲れていたり、ガタがきていたのかもね。ダービーを勝つことはそれなりの代償なのかな

アグネスフライト ダービー馬
まあ、ちょっと走りは硬いかな。アグネスフローラの兄ちゃんだしね。

ジャングルポケット ダービー馬
まあ、後になってよくいわれたけど、やっぱりトニービンはサウスポーだよね。これは、もう間違いない。

ノーリーズン 皐月賞馬
まあ、これら人気に祭り上げちゃったね。典型的なダービーで、距離の限界見せた皐月賞馬なのに(ダービー8着)、武豊が鞍上スイッチしたことで、上積みを期待してしまった。豊とて、追い込んで来た３着、４着を変えることはできても、伸びずに垂れた８着を変えるのは無理！ただし、菊花賞はレース中の故障リタイア

メイショウサムソン 二冠馬！！
これは騎手だろうなあ。たぶん。
騎手人生30年近くで、

芝2000以上の重賞が

僅か６勝で、

馬はメイショウサムソンで４勝
ミスタースペインの２勝

G1は、もちろんメイショウサムソンによる皐月賞、ダービーだけだった彼には、3冠目で、マークがきつくなる中、淀の特殊な距離を人気に打ち勝って勝利に導けというのは酷だったはず。やむなし。

ハーツクライ ダービー２着
これも結構明らか。あのキングカメハメハの驚速レコードダービー。いくら時計が出る馬場とはいえ、上がりタイムはキングカメハメハですら12.7の大バテの消耗レース。
キングカメハメハは、秋トライアル1勝した後引退に追い込まれ、３着馬以降も、しばらく復帰できなかったり、勝てない馬ばかりだった。ハーツクライは、そのダービーで超ド級の末脚であわやの二着に迫った馬。見えない疲れがあったはず。

リーチザクラウン ダービー２着
まあ、リーチザクラウンの柔らかみにかける走りもあるけど、ハーツクライと同じく、あのド不良のダービー馬を好走した馬たちのダメージも凄いよね。ロジユニヴァースも、あれで終わっちゃったし。

ワンアンドオンリー ダービー馬
これは、たぶん、橋口さんの執念。馬を末永く育てる厩舎だけど、あの年はこのレースに賭けていたはず。だから、もう菊花賞トライアルの勝ち方はお釣りなかったしね。馬の走りも春より固くなってた。