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2017/10/21 18:46
菊花賞特集その5 春の実績馬、ミッキースワローの凄み
皐月賞上位5頭、ダービー上位5頭、そして、一連のトライアルで、それらの馬と同等の勝負をしていた馬を掲げると、
【皐月&ダービー上位5頭】
アルアイン
ダンビュライト
クリンチャー
マイスタイル
上記馬と春のトライアル前哨戦好勝負馬
(レイデオロやスワーヴとの好勝負馬含む)
サトノアーサー
キセキ
ブレスジャーニー
ベストアプローチ
プラチナヴォイス
最上位実績のアルアインは、距離の延長が懸念されるような
「皐月賞ゴール前のヨレ」、
「ダービーでのイマイチの伸び」、
「マッチョマン系統の風情と、やや固めの走り」、
「有り余るスピードを皐月賞で披露してしまったように母方のスプリント血統」、
「池江厩舎は、春の本馬のマイル使いや毎日杯でサトノアーサーの差し場をプロデュースするような強引なロングスパート」
と、割引材料満載で、到底不動のナンバーワン実績とは言えず、
重不良での実績と鞍上の武豊の京都長距離での卓越した操縦技術込でダンビュライトの方を上に見ていいだろう。
そのダンビュライトに神戸新聞杯で先着したキセキ、サトノアーサーは、春のトライアル系での僅かな前後関係の逆転込で同等以上と見てよかろう。
ただし、皐月賞、ダービーを回避して馬の成長に充当した日本ナンバーワン厩舎の角居調教師が、ここを狙ってきたキセキと、ダービーを使った後に飛躍的な成長が見られないサトノアーサーとでは、当然、神戸新聞杯の着順通り、キセキが上だろう。
そして、もちろんアルアインを赤子の手を捻るように軽く負かしたミッキースワローの豪脚の威力は測りしれない。中山のラストの急坂込の200メートルを10秒6〜7のラップで駆け抜けた馬は多分初めて見た。
その記録の凄さは次回に。
また、どこかでブレスジャーニーについて、どう評価するかは、時間をかけて説明する必要があるだろう。