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2017/10/21 21:20
菊花賞特集 その8 騎手力について
ここらで騎手力に触れておきましょう。
断っておきますが、ここまで馬場が悪くなると、かえって騎手力の差は小さくなると思ってます。
というのは、どんなに最適な読みと手綱さばき、コース取りをしたところで、
馬が雨を嫌がったり
滑るのに嫌気がさしたり
泥が顔にあたって、集中力が切れたら
そこまでエスコートしたことは、パーなので。
どんな雑で下手な騎乗でも、ただただ、雨を全く苦にせず、水掻きのような小さな蹄の馬がスイスイ〜ってことも、よくあるので。
ただし、明日の馬場はまだわからないし、そこまで重巧者がいなければ、やはり、力を温存させる技術や、コース読みは、経験とか実績の裏付けある技術とメンタリティなので。
さて、以下は、この11年の京都の3000メートル以上のレースの騎手実績の集計。対象レースは、菊花賞、天皇賞春、万葉ステークス。
20年、30年と遡ると武豊のワンマンショーになってしまうし、岡部や河内、アンカツなど古い名前も出てきてしまう上、最近の血統傾向や、馬場傾向を踏まえた技術にはカウントできないので、敢えて10年程度とした。
なお、菊花賞、天皇賞は、3着までを好実績とし、万葉ステークスは、少頭数ハンデキャップレースなので、勝ちのみを実績カウントした。
【騎手実績集計】〜今回騎乗予定者のみ
1位
武豊 ダンビュライト
4勝(G1が2勝)
2、3着が6回(ほぼ3番人気以内)
2位
福永 サトノクロニクル
1勝(G1が1勝)
2、3着が6回(9#11番人気含む)
3位
岩田 ベストアプローチ
2勝(G1が1勝)
2、3着が2回
4位
横山 ミッキースワロー
1勝(G1が1勝)
2、3着が1回
5位
和田 ポポカテペトル
2勝(共に万葉、1頭は51kgの軽ハンデ)
2、3着が3回(5#6#9番人気)
6位
池添 アダムバローズ
1勝(G1が1勝)
2、3着が2回(13番人気含む)
7位
ルメール※ アルアイン
1勝(G1)
2、3着が2回
※サトノダイヤモンドの1勝のみだが、デムーロ共々日本国内の騎乗経験が少ないため順位に記載されないことにコース不得手という意味は全くない。
8位
四位 マイスタイル
2勝(G1が1勝)
2、3着が1回
9位
川田 サトノアーサー
1勝(G1)
10位
幸 クリノヤマトノオー
1勝(万葉ステークス)
2、3着が1回(13番人気)
【その他今回騎乗騎手の参考実績】
藤岡 クリンチャー
2着1回あり(15番人気)
田辺 プラチナヴォイス
3着1回あり(12番人気)
上記のとおり、デムーロは日本滞在期間の関係で実績乏しいが、以下の面々については、3000メートル実績がないことは、相当心許ない。
ブレスジャーニー
柴田善臣
※過去20年なら実績はある。
ウインガナドル
津村
スティッフェリオ
松若
トリコロールブルー
戸崎
マイネルヴンシュ
柴田大