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2017/10/21 23:24
菊花賞特集その9 過去の穴をあけた馬の特性
菊花賞の穴馬というか、マークが薄くなりがちな馬の歴史を紐解いてみましょう。
私の買い始めた30年前からだと、血統も馬場も展開も、何もかもが変わってしまったので、サンデーサイレンスの血が根づき始めた20年前くらいから見ていきましょう。
勝ち馬は5番人気以内にすら支持されなかった
6番人気以降を
3着以内は2桁着順馬を見てみましょう。
勝ち馬
マンハッタンカフェ
ヒシミラクル
スリーロールス
デルタブルース
ソングオブウインド
ビッグウィーク
2桁人気馬
マイネルデスポット
ファストタテヤマ
ビートブラック
こんなとこですね。
さて、今回への教訓を導き出しましょう。
まずデルタブルース。8番人気
これはね、簡単です。
角居さん、岩田騎手
いまや日本ナンバーワンの角居さんの快進撃はここから始まったんです。岩田騎手もここからでしたね。
今回、そんな厩舎は、騎手はないです。まあ、敢えて言うなら、アエロリット、ミッキースワローと同一年に若い厩舎ながら牡牝3歳をG1有力馬を送り出してきた菊澤厩舎ですが、ミッキースワローは、1番人気!
騎手なら昨年あたりからブレーク中で何かやらかしてくる田辺騎手ですかね?プラチナヴォイス。
ヒシミラクルとマンハッタンカフェも片付きます。母系ファミリーナンバーです。16号族のC。
今や国内中長距離のバリバリのG1母系。菊花賞、天皇賞春での3着以内実績は最多だと思います。ここ20年くらいなら。
16号のHもAも、ヒシミラクル、マンハッタンカフェと同一グループの母系統ですが、
ゴールドシップ 16H
トーホウジャッカル 16A
エピファネイア 16A
この3頭は、実は菊花賞で3年続いた同一母系グループ勝ち馬!ゴールドシップは、天皇賞春の勝ってる。
ホッコーブレーヴ 16H
天皇賞春の12番人気3着
ナムラクレセント 16A
天皇賞春の5番人気3着
菊花賞の9番人気3着
リアファル 16A
菊花賞1番人気3着
今回の16Aは、ダンビュライト!
さて、ビッグウィーク、ソングオブウインドは、菊花賞トライアルで、僅差3着と好走してるにも関わらず人気が無さすぎ。春の実績が、疲れだけ無視されて、荷重に評価されてた競馬ファンのリテラシーの低い時期と思われる。
スリーロールスは、菊花賞前に1800メートルを1450で、2着をぶっちぎるという当時では破格の上がり33秒台で先行押し切りしていた。最内の1番枠に入り、絶好の展開に持ち込めそうな割には人気がなさ過ぎた。それに、先ほど言及したが、この年はド不良馬場ダービーで春の実績馬が軒並み秋はダウンしてた空き巣菊花賞。今ならスリーロールスは、人気だね。
ウインガナドルの新潟記念?近いかな
クリノヤマトノオーのラストも凄いかな
マイネルデスポットは、メジロマックイーン、メジロデュレン菊花賞兄弟と同一母系のスタミナ7号族のC。太宰の玉砕逃げとの合わせ技で粘った感じ。ここはやはり太宰。
今回の7Cは、ウインガナドル!
逆にファストタテヤマは、安田の一発。私はなにを隠そう、この16番人気のファストタテヤマが本命。先週の秋華賞でお話した過去の穴狙い、ブゼンキャンドルを覚えてますか?この時代、こういう一発屋がいました。
今は逃げても、追い込ませても、あっと驚くかせるのは、田辺ってことですかね?