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2017/10/22 08:19
菊花賞特集その12 凄い雨 ブレスジャーニーについて
改めて皐月賞〜ダービーを見直すとスワーヴリチャードって馬は相当強いと思った。レイデオロ、アドミラブルとスワーヴリチャードは、この世代では図抜けてるんじゃないかな?
春では。
アルアインのダービーは、とてもいいスタートから、何の不利もなく直線もしっかり追えていたし、ラストもしっかり伸びていたし、フォームもタイムも、とてもいい。あれで騎手を責めるのは酷だろう。ルメールのように途中から仕掛けて抑えられるのは彼が、今ダントツナンバーワンであることを支える技術であり、あれは国内で他にできる奴はいない。
あのペースに殺されたのはアドミラブル。ダービーのひとこと日記で、綴ったが史上最強クラス。あそこから3着にくるのも凄かった。
そして、とても素晴らしいコース取りと仕掛けの判断だったが、スワーヴは、アルアインを一気に突き放していた。
だなら、レイデオロ、アドミラブル、スワーヴは超強豪であり、そこからチョイ離れた馬以降はまあまあ。
でも、横山の超ファインプレーに導かれたマイスタイルをゴール過ぎてからきっちり交わしたアルアインは、やはり三強に次ぐ存在。アルアインと、六着のダンビュライトとの脚色の差も相当あった。
やはり、ダービー組は、
アルアイン、ダンビュライトの2頭だし、アルアインをセントライトでひねり潰したミッキースワローは、3強に迫る力なんだと思うし、キセキは、ダンビュライトより上で、アルアインとどうか?って、ところが、今回のまず一番の馬券のポイントなんだろう。
さて、この雨。もう本当にグチャグチャで、切れも瞬発力もない!
バテあいの中のしのぎあいの超サバイバル戦だろうが、勢いスタミナは、絶対に必要。これはもう、素質ではどうにもならないね。
実は、上で3強、スワーヴリチャードの強さを強調したのは、ブレスジャーニーについて語りたかったから。
週初めの方でブレスジャーニーの個別掲示板で、スワーヴリチャードを東京スポーツ杯で、子供扱いしたこの馬こそ世代ナンバーワンかもしれないと思っている。
だからこそ、仕上がり8分以上なら「まさか」もあると想定していた。
しかし、それは、スローの切れ味、素質比べになってこそのこと。
全馬が初距離で手探りのスローになり、かえって距離長いにもかかわらず、消耗が抑えられることも往々にして起こる3歳の3000メートル。
そんな流れでバッチリ死んだフリのまんま、温存した力を力を(スワーヴリチャードを子供扱いした脚を)、直線で爆発させれば、勝ちまであるとみていた。
が、この豪雨。
4つの意味でなくなった。
■この馬の切れが封じられる。
■内はグチャグチャで、泥は飛んでくるわ、揉まれるわで多分控えたらボロボロになる。
■枠にかかわらず、この泥田のようなぬかるみでは、スタミナ消費が激しく、8分ではガス欠必至。
■こうなると、陣営、騎手も故障リスクを恐れ、無理できない。というか、無理して浮かばれる環境にない、、
よってブレスジャーニーは、1文も買わない。