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2017/11/21 10:52
ジャパンカップ特集 その6 キタサンブラックの疲れ
もし、疲れがあれば大凡走のおそれはある。それはダービーと、今年の宝塚記念で実証済み。
人間だって、脚に違和感感じたら全力疾走をしないのと同じで、馬も止める。
当たり前過ぎることで、
「疲れてても根性でなんとかするのが、スターホース、G1ホースだっ!」
なんてのは、賭けた金を是が非でも増やしたいギャンブラーの悲壮な切望が嘆きになっただけの
何の根拠もないセオリー(笑)
コンディショニングこそ全て
と言ってよく、清水調教師は素晴らしい実績を残された。
1頭の馬で、G1を6勝なんて、空前絶後の快挙であり、6つ勝たせることは奇跡的だが、もっと驚くのは
勝負圏内の3着以内のG1参戦を10回も果たしていること。
これはもう、凄いこと!
逆に言えば、馬の勤続疲労が懸念される。どれだけ優れた馬でもトレーナーでも、
ここまで長い間の活躍による蓄積疲労
そして、加齢による肉体の衰え
は、確実に迫ってきている。
いくつかのサインは見逃すべきでなく、天皇賞秋のラストの1ハロンだ。
14.0
というラップ。
そして、最内から抜け出したあと、ドンドン外側に切れていったのを確認しましたか?
多分、左脚というか、左半身が疲労で困憊してたんでしょう。だから右手前に変えたのと同時に体の軸が右に寄って、それゆえのもたれ。
もちろん、この疲れが完全に抜け切れば何の問題もないけど、
本当に抜けるのか?
抜けたことをどうやって確認するのか?
例えば、春の宝塚記念での追い切り
Cウッド
馬なりで78秒台
上がり12秒
と、とんでもない時計で絶好調評価です。そりゃ、現役最強馬ですからね。
1200メートルのウッドでなら
疲れていたって
1分18秒は出ますよ
ラスト12秒も
別にキタサンブラックでなくたって、2歳馬だって、素質馬は馬なりで
80秒切ってきますから(笑)
今回も
馬なりで80秒!
と、騒がれてますが、同じこと繰り返してますよね!