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2017/11/23 20:00
ジャパンカップ特集その15 キタサンブラックの好走パターンを丸裸に!その1
当たり前のことでしかないが、
キタサンブラックの好走パターンは、概ねこんな感じ
スタートは概ね
24〜24.5秒で入る。
これはかなり楽なペース
道中で12秒後半〜13秒前半の連続ラップを必ず1回挟む。
その上で、スパートは3〜4コーナーと早めに。
スタート、道中共に後続の差し、追い込みも、追走がきついわけではないが、
■一旦緩められることで
■差しに向かう闘志を削がれ(抑えるので)
■それでいて、直線に入る前に引き離しにかかるから、そこで、あまり行く気になってないし、加速が困難なコーナーなので、直線で「いい」差し場が作れない。
こんなもん。大体。
ただし、3000メートル越えの菊、天皇賞春は、また別物。そもそも中距離のトップクラス出てきてないので、
あまり凄い脚使わなくても、総合スタミナを活かす乗り方をすれば、って距離。
だから昨年春の天皇賞は、なんと、カレンミロティックに、ゴール直前で、完全に負けレースの形になった。総合スタミナの高さは認めても、私は
あれが、カレンミロティックに簡単に交わされてしまうのが、キタサンブラックの2400〜2500での弱点だと思ってる。
さて、ノーマークの立場もあり、内から総合スタミナ力を活かしてスルスル抜け出した菊花賞と、
カレンミロティックに負けかけた「果たして、2400ゾーンのメンバー相手にG1勝ち!と言えるのか?」って昨年春の天皇賞を除くと、キタサンブラックのG1成績、及びまわりの反応は?
3歳有馬記念
3着に負けている
4歳宝塚記念
3着に負けている
4歳ジャパンカップ
周りの意識は逃がしても捕まえられる。
実際、レースの入りが13秒と、
G1では、到底考えられない逃げ馬には
超楽々ペース
加えて、横山ワンアンドオンリーが、
中枠から、微妙なコース取りで、
内側からの先行勢を完全にシャット
アウト、大外のムーアが3番手に行く
ことで、ワンアンドの外の馬もつつき
行けないという
武豊のどスロー単騎逃げ劇場
になってしまった。
実際、2.25.5という時計は、
幾ら時計のかかる馬場とはいえ、今年
の春のオークスのモズかっちゃん並
の全体走破負荷で(モス2.24.4)
褒められたもんではない。
ここから、ようやく、周囲に、「楽に行かせたらまずいな、こりゃ、」という意識が芽生え始めるわけだ。
だから次戦、有馬記念では、ゴールドアクターが執拗に絡みつく。スタートもそんな楽に行けなかったが、中間中弛みは、ゴールドアクターと同一利害なので、13.4、12.8の連続スローが刻めた。
ただし、そこ以外、ゴールドアクターにスタートから、マンマークに合ったのが、祟り、計ったように
決め手抜群の
サトノダイヤモンドの餌食に!
以降、そういう警戒がたかまりつつある中での、今年のレース評価は次の投稿で!
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スイートデルマー90さんがいいね!と言っています。