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2017/12/03 13:36

チャンピオンカップ特集 その3 ダート界の俯瞰する

あまりダートでがんばっている馬や関係者の方々に失礼な物言いは避けるべきと思いつつ先ほど申し上げたとおりなのがダート競馬番組の運営状況のいつわらざる実情

であるが故に何が起きるのかというと・・・・

■寒暖を含めて馬のベスト体調を整えたいという志向が強い厩舎の馬は、どうしても、このローテにもろ手を挙げて合わせてこないんじゃないか?と思うこと。特にフェブラリーステークスの2月は堪忍してくれ・・・って時期。ダービーを狙う馬であれば、とてもとても避けたい時期であり、出たとしても「きさらぎ賞」とか「共同通信杯」ってなたたき台レース

だからフェブラリーステークスとか厳寒期のダートビッグレースの実績は「勝った!鬼脚で勝ちに等しい二着三着だった!」って位強くないと、「あまりアテにならない」と思ってます。ただし、チャンピオンカップの実績は、まあ許容範囲内の涼しさのうちなので、それなりのメンバーはそろっているとみていいでしょう。

■もう一点はとにかく裾野が「芝」と同じ位広いのに、上位の高額賞金レースがえらく少なくて・・・

 たとえば1600メートルから2000メートルという中距離カテゴリーの芝・ダート別の
 レース数をみてみると・・・
 あ、一応「中央競馬」限定です。

 2016 年  芝=938レース  ダート=827レース とダートは芝の90%のレース数で

 G1レース数  芝=10レース  ダート=2レース
 G2レース数  芝=15レース  ダート=1レース
 G3レース数  芝=42レース  ダート=9レース

 OPレース数  芝=62レース  ダート=19レース

 どうです?勝ち上がっていく馬は、そんな変わらないはずなのに、そしてレース数も
 そんな変わらないはずなのに(概ねこの距離カテゴリーだと芝の90%ですね)・・・

 G1で20%、G2で6%、G3で20%、オープンでも33%ですよ!!

 オープンに勝ち上がったけれど「ダートゾーンは日陰者なので、冠なしのオープン
 レースで我慢してね・・・」というのが、本来は筋なのに・・・

 つまりG1、G2、G3レースが90%をはるかに超えて少ない分(おおよそ50レース
 少ない)、それが「OPレースにレース数増加」につながらなければならないのに、
 そのOPレース自体が偉い少ない!!

 実数でいうと、80レースくらい少ない!!!!ダートの重賞も含めたOPレース数が
 芝に比して圧倒的に少ないのである。

 地方交流重賞で一部は解消される。
 具体的には

  地方交流G1が 約7レース これで実はG1は芝と同レベルを確保できている。
  地方交流G2が 約5レース G2はこれを加算しても芝の半分もなし 
  地方交流G3が 約9レース G3はこれを加算しても芝の半分もなし

  見てわかるとおり、ダートのG1クラスの馬は、自分の生きる場所は、ほぼ確保
  できているのである。
  しかしながら、G2クラスには、ほぼG1クラスの馬たちがたたき台に使うため
  に出てくるため、並みのオープン馬はG2には、おいそれと出てこれないわけだ
  G3でも、そのあおりで類似のことが起きる。

 そして、そういう理由で中央G3やオープンは多頭数になることが多いと思われ、
 (これはあくまで推定です。時間ないから今回は調べてません)、そこを勝ち抜く
 のは、馬群をさばけて砂を大量にかぶってもひるまないガッツある馬しかおらず、
 
 同じオープン馬でも芝よりも

 上下の力格差は大きく、そして戦っているレースのレベルは「偉い違う」と思う。

 よって

 ダート戦での

 G1好成績は評価できるが・・・

 ローカルG3好走とか、ローカルオープンぶっちぎりなんでまったくあてにならない
 と思うしだいです・・・・

 端的にいうと

 テイエムジンソクロンドンタウン

 あたりについては、あまり手放しで高い評価しない方がいいです。結構レースの
 レベルギャップは大きいので自分の型として「一定程度行きたい」という明確な
 ものがあるタイプだけに、難しいですよ・・・・
 

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