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2017/12/15 12:23
朝日杯特集 その2 ヒシコスマーに注目しています。
不良の東京1400メートルでど根性の追い込みを決めたしデビュー戦。
同厩舎(清水久厩舎)のキタサンブラックに乗り、天皇賞・秋を
「史上ブッチギリの遅い時計(新馬、未勝利含む過去30年の東京芝2000メートル戦969レース中、963番目)、ブッチギリの遅い上がり(1ハロン14.0は、ドンケツ)」
で、勝利に導いた武豊をして・・
「30年乗っていて、こんな馬場が悪いのはの初めて!」
って、位負荷のかかるタフな馬場でのこと。
レース施行の時間が異なるので、水分含有量も異なるが同日の
ヒシコスマーの1400メートル勝ち時計
高額条件の1400メートル通過ラップ
を比較してみよう。
左から
レース番号
発走時刻
当該レース距離
走破タイム
1400通過タイム
当該レース上がり1ハロン
【 ヒシコスマー新馬戦】
4R 11:30 1400m 1.27.2 1.27.2 12.2
【 同日の1800メートル新馬戦】
5R 12:20 1800m 1.58.3 1.33.9 12.5
【 同日の古馬500万下の同距離】
7R 13:20 1400m 1.27.4 1.27.4 13.4
※勝ち馬の1400良持ちタイム1.21.6
【 同日の古馬1000万下の2000m】
9R 14:25 2000m 2.10.1 1.32.1 13.3
【 同日の古馬1600万下の1600m】
10R 15:01 1600m 1.41.7 1.28.4 13.3
※勝ち馬の1600良持ちタイム1.32.5
【 同日の天皇賞2000m】
11R 15:45 2000m 2.08.3 1.29.6 14.0
これらのラップ比較から、デジタル的に何かを読み取ることができるかというと、
雨は刻一刻と激しさを増していた時間帯もあり、午後遅い時間帯ほど、馬場は、重くなり、走破時計はより遅くなったはずで、そう簡単ではないものの・・
幾つかの推定はできそうだ。
当日、気象庁の1時間単位の降水量を確認したところ、そもそも前の週に本年度の1日当たり降水量の圧倒的第一位100ミリを越える10月22日があって、その影響で馬場が、クタクタになったところに、
天皇賞当日に
1日当たり降水量本年度第2位の
80ミリが降ったもんだから
泥田んぼ並になっちまったんだけど、
その降り方は
夜中から競馬開催時刻まで継続的に単位時間当たり、数ミリで累計
30ミリ程度
朝から昼までは、時間当たり
5ミリ程度で
累計50ミリ
午後になって不利が強くなり
時間あたり10ミリを越える時間帯もあり(1時間当たり10ミリを越えると、「強い雨」と表現する。〜気象庁HP)
午後2時〜天皇賞までは、最悪で、午前中とは、少し分けて考えたい。
では、次の投稿で