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2017/12/24 09:59
有馬記念特集その14 スワーヴリチャードのタイム評価
2500メートルを
あの馬場で流して
2.30.0
追ったら0.2〜3短縮、
10月の立て続けの土砂降りで馬場が、通常年通りなら1秒近くは良くなるので
2分29秒を切ってるかも?
というレベル。
国内の2500メートルレース
過去最高タイムがゼンノロブロイが、有馬記念で記録した
2.29.5
この時の、年の中山競馬場は、馬場にローラーかなんか入れてめちゃめちゃ時計の出ていた開催がなので、
その時計を上回るのは、なかなか難しいのだが(だから2004年に記録されてから13年間も破られてない)、
スワーヴリチャードが追っていたら多分更新した可能性がある。
もっとも
2400メートルの国内レコードと
2500メートルのそれとでは、
価値は全然ちがう
2400は、ありとあらゆる性別、年齢カテゴリーのチャンピオンレースが行われるが、(ダービー、ジャパンカップ、オークス)
2500でのチャンピオンレースは、有馬記念だけと言っていい。
よって、
スワーヴリチャードのタイムを、そういうバイアスから解き放つために以下の補正をしたい。
常々言ってるが
2400メートルの
オールタイム、国を問わない
サラブレッド限界時計は
2.22.0
これの100メートル当たりラップは、142秒を24で割るので、
5.92秒だ。
つまり2500メートルの限界タイムを私の言っている価値と同列にするには、2400の減速タイムに
5.92秒を加算すれば十分ということになろう。
そうすると、
2分28秒フラット
これが、どの時代であろうと、どの国であろうと無敵のタイム
そして、2400メートル戦でも言ってるとおり、通常年なら、このタイムより、0.5秒程度遅くても大威張りなので、
2.28.5ならば、ジャパンカップ、有馬記念での優勝レベル
そしてっ!
ジャパンカップの予想の際も書いたし、実際のシュヴァルグラン、キタサンブラック、レイデオロなど、国内トップホースがジャパンカップで記録した時計もそうだったように、
今年の11月の東京競馬場は、10月下旬からの度重なる競馬開催日の土砂降りで、通常年より
2400〜2500メートルで、一秒近く時計を要している。
つまり
2400のオールタイムワールドクラス
=2.22.0は、プラス1秒で
=2.23.0
国内通常年G1制覇水準はプラス0.5で
=2.23.5
2500のオールタイムワールドクラス
=2.28.0は、プラス1秒で
=2.29.0
国内通常年G1制覇水準はプラス0.5で
=2.29.5
だから2400と2500の本年G1制覇に達している「秋の東京競馬場における」タイム水準は、
2400=2.23.5
2500=2.29.5
で、
シュヴァルグラン 2.23.7
レイデオロ 2.23.9
キタサンブラック 2.23.9
シュヴァルグランは、0.2劣る
レイデオロは、0.4劣る
キタサンブラックは、0.4劣る
スワーヴリチャード 2.30.0
スワーヴリチャードは、0.5劣る
レイデオロとスワーヴリチャードがダービーで僅差だったことを考えれば、結構いい線いってるだろうと思う。
ただし、大切なのは、スワーヴリチャードは、ラスト
流していたこと!
つまりあくまでもタイムだけから言えば、そして、左回りと同じようなパフォーマンスを右回りでできる前提で
かつ、レースが淀みなく流れたら!
今、国内最強は、
スワーヴリチャード
なのかもしれない・・