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2017/12/24 11:51
有馬記念特集その15 そろそろ結論に向かいます!
あと4時間後には発走なので、結論に向かいます。
ただし、最後の最後、馬体重と気配はしっかり確認して仕上げの見解を出します。
やはり、最終追い切りが軽くて、坂路に入れざる得なかったキタサンブラックの重め?は気になるし、
一週前の猛スパーリングにおいて、助手の手が動きまくっていたというのが気になる。
時計78秒は、そりゃ、
そこらの馬と比べたらめちゃくちゃ速い時計だけど、私はG1馬には朝飯前だと思ってる。
もちろんレースしか走らないタイプはいくらでもいて、例えば
85秒あたりの遅い時計でも手応えの悪い1流馬はいる。
だから時計は、絶対値は、どうでもいいけど、楽々マークできなかった、併せた相手との併入に手こずったというところに、一抹の不安を感じたのは事実。
そして、あれだけジャパンカップの時には清水調教師の口から「皆さん、勘ぐる方もいらっしゃるけど、本当に馬は好調です!」というコメントがくどいくらいにあったのに、
今回は聞こえて来ない。
マスコミが止めているとは思えず、かなり疑心暗鬼になっている。
さて、それは、またパドックを見てからに判断したいが、展開、ペースだ。
キタサンブラックの出来に依存するのだが・・
つまり好調なら、武豊は飛ばすはず。
でも体調下降ならば・・
故障回避の為にソロっと出て中団で揉まれて、不発もありうるので。既に種馬としての金勘定は、始まっているので・・
とはいえ、種付け料も、ここの勝敗で大きく変わるので、初めから「おさすり程度」は、有り得ない。あくまで狙いは圧勝。
一旦は好調という前提で武豊の動きを読みたい。
後続の切れ者の一瞬の切れを封殺するのは、2通りある。
終始厳しいペースで一貫して飛ばして、直線入口で大物3〜4頭だけの、サバイバル戦に持ち込むか?
まず、スタート後に飛ばして、後ろに一定追走させていて、途中一旦ガクンとペース落として、ブレーキを踏ませて、残り600〜700メートルのカーブ辺りの「差し脚自慢のストレッチランナー(直線での加速がスムーズなので、カーブはゆっくり回りたい馬)」が、加速しにくい地点からのロングスパート
これのどちらか?だろう。
前者に対応できるのは、
さっきまで言っているチャンピオンタイムに近い実績、ないし、他の距離でそれに準じるタイムを持っている馬たち
内から
キタサンブラック
シュヴァルグラン
サトノクラウン
スワーヴリチャード
少し落ちて
ミッキークイーン
また少し落ちて
カレンミロティック
この辺りが限界。
後者のダッシュして、ブレーキ踏んで、再度スパートになったときは、
枠が外目で、騎手の臨機応変さが求められるため、やはり、
デムーロ、スワーヴリチャード
ってことになるだろう。多分、武豊がブレーキを踏ませるためにペース落とすや否や
即断して、並びかけてくる!
可能性がある。
ヴィクトワールピサを世界最高賞金レースであるドバイワールドカップで、一発決めた時のように!
この男ならそういうことをやり切る技術もハートの強さもある。
そして、多分、この陽気なイタリア男は、
これだけ、日本中が、
祭りだ、サブちゃん、キタサンブラック、武豊!と、一色に染まったのドメスティックな雰囲気など、なんとも思ってないだろう。
数年前に武豊の国内G1完全制覇がかかった朝日杯で、絶対本命のエアスピネルを串刺しにして、
武豊本人から
KYなイタリア人が!
と、笑いながらも、ツッコミを受けたのは、ミルコデムーロだった。
おそらく、この世界で生きている日本人ならば、キタサンブラックを負かしに行くってのは、かなりのプレッシャーだろう。もちろん淡々と馬の行くまんまに乗るなら誰でも出来ようが、主体的に流れを壊しにいったり、競りかけて、イレギュラー気味にレースを動かしてまで!となると、
関係者に何も言わせない位の超一流ベテラン騎手か、もしくは、1流外人だけだろう。国内には、そんなスペックは武豊しかいない。
だからこそ長らく日本競馬のビッグレースは、明けても暮れても武豊ばかりだったわけで、
この一年、
ほとんどのレースを
ミルコデムーロ、クリストフルメールに持っていかれ、
たまに、この二人でなければ、
ロンジンのワールドジョッキーとしてのトップと2位であり、実質的にも世界1位、2位のライアンムーア、ボウマンが、かっさらっていくのは、必然。
この1ヶ月、私もそこそこヒットしているが、内訳を見れば・・
ペルシアンナイト、エアスピネル
のワイド1点10倍は、
デムーロ、ムーア
ジャパンカップのシュヴァルグランは、
ボウマン
チャンピオンSのゴールドドリームは、
ムーア