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2017/12/24 13:33
有馬記念特集その16 全頭診断
私が過去30数回、有馬記念を買って来た中で、穴馬から学んだ
激走のエキスを持っているかどうか?
をトレースしながら行きます。
まず、戦績として
3000メートル以上の実績は侮れません。天皇賞春、菊花賞
全部は触れられませんが、競馬始めた時に
どうやったらこんな予想できるの?
という、メジロデュレン、ユーワジェームスのワンツー「夢馬券(4枠に並んだ2頭の頭文字が、ユメ)」は(10番人気、7番人気)、
菊花賞チャンピオンと、菊花賞人気薄の3着激走馬。
最近では8番人気ゴールドアクターもそうですよね。菊花3着ですが、その時の2着のサウンズオブアースを有馬で2着に引き連れて(サウンズオブアースは、有馬で5番人気)大穴!
マンハッタンカフェも人気ではなかったし(3番人気)、マヤノトップガンもそう(6番人気)。
イナリワンも6番人気で激走。
3000以上の実績はあるのに、2000前後のかるいスピードレースで格下に捻られて来ている近走で、人気を落としている馬がスタミナを誇示するようにぶっ飛んでくる、そういうイメージ。
だから、上記で挙げた馬たちは人気薄の長距離実績馬ということでしかなく!
2000メートルクラスでも強いし、3000メートルクラスでも強い馬は、キッチリ人気通り勝ちます!
サトノダイヤモンド
オルフェーヴル
ディープインパクト
サクラローレル
ナリタブライアン
テイエムオペラオー
メジロマックイーン
ゴールドシップ
ま、そういう意味では昨年2着のキタサンブラックとて、同じでしょう!
じゃあ、今年、3000メートル級では、強いけど、軽いスピードレースで凡走して人気落としている馬っていますか?
というと、昨年菊花2着のレインボーラインと、昨年天皇賞春でキタサンブラックに勝ったと思ったカレンミロティックくらいか?
でもレインボーラインは、ジャパンカップで、その可能性を失ったと思う。上位のシュヴァルグランやキタサンブラックの方が3000メートル級で、より上なのに、スピードでも負けてるようでは・・・
あと有馬記念での激走血統は、これまで数々の日記の中で述べてきたスタミナ母系1号族!
90万円馬券のアドマイヤモナーク、
ユメ馬券のユーワジェームス
メジロパーマー
アメリカンボス
ゴールドアクター
オーシャンブルー
リンカーン
ステイゴールド
スーパークリーク
ライスシャワー
サッカーボーイ
まあ、3000の菊や、3200天皇賞での激走母系でもあるので、上の要件とリンクしてるよね!
初めての方にサラッと説明すると母系ファミリーナンバーとは、
母の母の母の・・
という母系からしか継承されないミトコンドリアタイプのことを言ってます。
このミトコンドリアとはDNAと別のルートで継承されるもので、ある意味寄生虫的な宿り方をしているらしいが、機能としては、酸素運搬能力を司っている。つまり、有酸素運動におけるエネルギー再生産能力。
サラブレッドの競走能力における決定的因子ではないけど、スタミナが必要とされる距離においては、特定のミトコンドリアを継承している馬が好走することが多いのは統計的に確認されているし、人間のアスリートにおいてさえ、短距離向きと長距離向きのミトコンドリアには、それぞれの活躍者には、明らかな類似ミトコンドリア傾向がみられることが、遺伝医学的にも有意であると言われている。
そして!
サラブレッドの世界で、ヨーロッパの1900年前半と記憶しているが、
ダービーなど、ヨーロッパのビッグレースで活躍した馬の多い順にミトコンドリアグループに
1から順に昇順にファミリーナンバーを付した(ジェネラルスタッドブック)。
だから1号、2号族に
2400メートルを越えるビッグレース、スタミナを要するレースに活躍馬が多いのは必然。
ただし、近代競馬はスピード化が進んで、前半〜中盤のスピードプライオリティによる距離の貯金でスタミナを補う形もあれば、そもそも短距離ではスタミナは必要ないので、
1号、2号属が優れてるってわけではないので、ごかいなきよう。
今回の1号族は、いません!
長々とお付き合い頂きながらすいません。