京成杯〜予想における血統分析って、意味ある？

これは、とても面白いテーマですね。

はっきり申し上げると

意味はありますっ！

と、なりますが、使い方を誤ると、よろしくないですね。

例えば！

ディープインパクトの血統構成によって必ず無敗の3冠馬は、生まれないですよね？

そういう意味で

「ディープインパクトの全兄弟だから最強になる」

というアプローチの意味は薄いです。

しかしながら、ディープインパクトの全兄のブラックタイドは、

皐月賞トライアルのスプリングステークスを、勝ったし、キタサンブラックを世に出しました。

たかが、スプリングステークス！

というなかれです。
金に目がくらんで、何千万、何億という金が飛び交うサラブレッドの売り買いに

年間一万頭近くのサラブレッド

が、生産される中で、

中央競馬に入れて、
芝で２つ、３つ勝てたら、

それだけで、１パーセント位のトップエリートなわけで、その中で

厳選されたメンバーしか出れないG1トライアルに出れること自体、

トップオブザトップ

な、わけで、それを

勝った！

なんて、ウルトラスーパーエリート

ですよ。そういう観点から

ディープインパクトの血統構成は、めちゃくちゃいい馬を出す可能性が高いというのは、紛れもない事実。

たとえば
ドリームジャーニーと
オルフェーヴルは、

スーパー全兄弟なわけです。２頭揃って世代を圧倒的な強さで制するなんて、奇跡的ですよね？

だって、同世代には、それこそ、

過去の様々な超優秀なサラブレッドの兄弟や親戚が、たくさんたくさんいるんですよ？

約一万頭(今は７０００頭くらいかな)の中で、

父親と母親が全く同じサラブレッドが、国内を制圧する！

って、恐ろしいくらいの奇跡に思えませんか？

だから血統に意味はないとは言えない。

じゃあ、どういうアプローチが妥当なんや？と聞かれると、難しいんですが・・・

概ねこんな感じですかね？

■どんなに良血でも、当たりハズレはあるということ。

■だからやみくもに父親と母親の血統見て、「これは、〇〇の兄弟、近親だからめちゃくちゃ強い！」ってのは、やめた方がいい。

■デビュー前から、一定程度、血統を把握しておいて、レースを見て、走り方(フォーム)と、結果(着順)を見て、「あっ！こいつは凄い」って決めて、その後、狙っていくと言うのが基本

■なんだよ！それじゃ効果薄いじゃねえか？と思うかもしれないけど、辛抱強く取り組めば、馬券の収支を

相当な割合で改善する、基盤には、なります。例えば、回収率が、血統を意識せずに取り組んでいたときに、６０パーセントくらいだったのが、８０パーセント位にはなりますよ。絶対に。それって、デカいですよ？

そういう、僅かな要素の積み上げを丹念に重ねて、はじめて回収率が

１００パーセント超えるんです。

回収率が、１００パーセント越えられる自信がついたら無敵ですよ。

つまり、あなたが

一定期間

土日でもいいし、１ヶ月でもいい。

必ずしも元手を

１２０パーセントにできる！

自信があればすごいことができます。

まあ、例えば昨日のマキシマムドパリの複勝みたいなのを、

「絶対に取れる」

ってケースだけに我慢しつづけて、百発百中を目指すとしますよね？

で、１ヶ月で、１０回、元手を均等１０分割して、１０回トライして、２回外したとすると、

回収率は、１．６倍、１６０パーセント

１２０パーセントなら、６回当てればよくて、４回外せる。ただし甘えちゃダメです。あくまで全的中をめざして、８〜９回的中が落としどころ。目標は１０回。事故や落馬で、最悪でも６回って能力まで磨くんです。

できそうでしょ？私を見てると。
１０回転がしじゃなくて、均等１０分割ですよ。

じゃ、１．２倍として

１ヶ月で、閉じて

１．２倍に増えた元手を１０分割して、また同じことを繰り返す。

これをさ、１年、つまり１２ヶ月１２回続けると、

１０倍にはなるよね？
１年で、１０倍ってことは、

２年で、１００倍
３年で、１０００倍

まあ、そういうアプローチは、ありうるって、だけのこと。

私がいいたいのは、２倍のワイドとか、回収率を１０パーセント程度上げるための

ささやかな努力を怠ってはならない

ってこと