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2018/02/26 07:13
ペルシアンナイトについて
中山記念のデムーロの騎乗についてクソ味噌にコメントしてる方がいるので、ちょっと解説。
ご存じのとおり、私はマイルチャンピオンで、
エアスピネル
ペルシアンナイト
とのワンツーフィニッシュを予想してのワイド10倍をヒットさせました。
そういう人気がイマイチの折から狙っていたので、レース格が下がるここは、当然グリグリの本命!
と、思われる方はいるのでしょうが、それは私が兼ね兼ね申し上げていますが・・
「超〜っ、最悪なリズムのマスコミやら馬券ファンの熟慮されたわけでもない過剰投票で、1番旨みが薄まるタイミング」
なんです。
だから、昨日ペルシアンナイトが来るか来ないか?という
ニュートラル(旨みは関係ない)な予想をどうするかは別にして、
自分の評価する可能性よりグンっと、票が集まるのは目に見えてますから、
見(ケン)
が、セオリーです。
さて、そこに加えて、仮にニュートラル予想だとしても、とても嫌な材料がありましたよ。
私は、むしろその材料の方が嫌でしたね。
それはマルターズアポジーの存在です。
保守本流の中距離差し馬にとって、トライアルの短い直線コースで、この馬が勝ちにくるなんて
最悪!
ですよ。
なぜなら、まず、マルターズアポジーは、絶対にG1では、掲示板に乗ることすらできませんから、
■G1ではなく、前哨戦に全力投球しますよね。それは、走りっぷりだけでなく、仕上げもです。
このことだけをもってしても、既にG1狙いの中距離馬とは、物凄い差が詰まります!
■次に、この馬は、ハッキリ言って、それなりに強いです。いったいG3を幾つ勝ってますか?勝てないまでも惜しいレースもたくさんありますよね?
■そして、これが大事。この馬ブンブン飛ばしますよね?中距離保守本流達は溜めての、「追い比べ」がほとんどですが、マルターズアポジーは、離すだけ離しての、最後ガマンタイプでしょ?
億の金と種馬としての価値を与えられるG1では、全馬がビッシリ仕上げてハイペースに備え、レースでも逃げ馬を簡単に逃すようなのんびり騎乗はしないから、マルターズアポジーごとき実力での逃げ切りは無理だけど
G3で、大逃げされると、本番見据えてる実力馬は動けない。もちろん動く実力がないのではなくて、こんなところで体力を消耗して、本番に向けてのプロセスを崩したくないのと、一番重要なのは、
行き癖
をつけたくないってこと。
正直、昨日の中山記念は、かなりの乱ペース。
スタートは、いきなりの上り急坂なのに、それなりのダッシュだったし、そこから4ハロン連続で、11秒台だから、マイルに近い流れ。
マルターズアポジーが、完全に後続の嫌がる流れにしてるのは、見え見えで、
私は
デムーロは、今日はないな
と、2コーナーで確信しました。
あれを勝ちに行ってペルシアンナイトを早めに動かしてしまったら、中山記念を三着以内はあったかもしれないけど、大阪杯に向けてはおかしな癖がついたでしょうね。
そういうことです。そして、それはレース前からマルターズアポジーが出る以上想定できたこと。
そして、ウインブライトが中距離のG1で、勝ち負けするところまで行けないとすると、それは、松岡のこういう目先の勝ち負けにこだわる所と無縁ではないでしょうね。