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2018/02/28 19:20
弥生賞は、そうとうワクワクしますね!
競馬を35年近くやってきて、
新馬だけを見て
「あ、こりゃー三冠全部もってくわ」
って、思ったのは、後にも先にも
ディープインパクトだけ。
あれは、衝撃だったなあ〜
多分、私だけじゃないと思うなあ。
デビュー戦だけで、そこまで感じさせたのは他にはいないけど、
2戦目も見たときに、これはダービー行けるかも(勝てるかも)?と思ったのは、いるね。
トウカイテイオー
レイデオロ
ただ、レイデオロは、2戦目で「これは!」と、思わせておいて、
3戦目、4戦目で、
過大評価かも・・
と、思ってしまったので、そういう意味では、本当にそう思わせる馬って、
ごくごく僅かなのに・・・
今年は、私は冗談抜きに、デビューから2戦を見て、下記の3頭に顎が外れてますよっ!どれも、「あ、こりゃーダービー行けちゃうわ!(勝っちゃうわ)」と思いましたね。
オブセッション
ワグネリアン
ダノンプレミアム
この3頭、半端ないっ!
めっちゃくっちゃ強ぇ〜っ!!
なんで同じ年に生まれちゃったの?
って、感じ。
どれもまたディープの子ってのが、また感慨深いよね。
この中から、まだ本番前なのに今週末に
は、3着馬が出るなんて、信じられない。
でも、どういうレースするのかなあ?
川田は、ひょっとしたら主導権を取りに行かないかもしれないね。
そろそろ12秒以上ラップを連続して刻んでのラスト34秒台前後で乗り切る究極のスピードアンドスタミナバランスを競い合うダービーを意識しないといけないから、
11秒後半で飛ばし続けるリズムで進軍し続けるわけにはいかない!
2000の皐月なら、ダノンプレミアムは、先行しての1分57秒を割ろうかっていう快時計も可能だと思う。皐月だけ勝ちに行くなら、先行主導権から淀みないペースで、後続をへべれけにさせて、押し切るって、手はある。でも、それをやったら、疲労でそこで終わってしまうかもしれないし、ダービーは、そのラップの継続は無理!
ダービーに向けてのペースとして、それは絶対に避けたいからね。
仮に、べらぼうなスタートの反応の良さで逃げる位置になっても、がっちり抑えてスローに持ち込むよね。抑えて溜めて、ラストを伸ばす競馬を教え込むはず。
そうなると、多分、現時点でダノンプレミアムが他の馬から圧倒的に秀でている
「どんなに飛ばして後続が顎上がっても、自身は、ラストも楽々11秒台で突き放す」という能力発揮ができなり、
スローで後続の追走は楽々
ダノンプレミアムは、行く気を抑えられて、ややひっかかる
また、ダノンプレミアムは、抑えて抜群に切れまくるかどうか(10秒台とか)は未知数
つまり!
こと、2000メートルのスロー〜ミドル戦において
2歳東京マイルのレコード
とか
マイルG1レコードでぶっちぎり
という金看板を過大評価し過ぎない方がいい。
本気のマイルってのは、まさにダノンプレミアムのレースっぷりどおりのパフォーマンスを要求するから、あのパフォーマンスは、その舞台においては、2歳馬の史上最高パフォーマンスだったことは間違いない!
その舞台(皐月〜ダービーに必ずしも直結しない舞台)に、アジャストさせてきたダノンプレミアムは、
ダービーへのベストプロセス
という観点において、「寄り道、遠回り」であり、2歳マイルタイトルにこだわったわけであり、ダービーに向けては、代償。
もちろん例年通りの3歳レベルなら、前哨戦で、マイル仕様からダービー仕様へのモードチェンジを弥生賞で試みたところで、
多少、口を割りながらも、押し切って、皐月へ敢然と無敗で向かえるんだけど、
何しろ今年は、
スーパーSS級の
オブセッション
ワグネリアン
出てきちゃうもんだから、下手するとこの2頭にピタリとマークされて、
直線では、突き放される可能性もある
と、私は見てる。
ダノンプレミアムが弱いとか、オブセッション、ワグネリアンに劣るとかってことではなくて、
ダービー仕様のペースにここでモードチェンジすることになれば、そのための犠牲は伴うってこと。
この馬が弥生賞前の調教や、騎手の指示だけで、スタート直後から12秒強のミドル〜スローに従順に従って、柔らかな走りで折り合いがつけば、
歴史に残る物凄い馬になる
と、思うが、私はサウジアラビアレーシングカップのスタート直後の10秒台ラップを
楽々追走
していたあの馬の雄大で力強い走りを見た上で、
それは無理(スローに折り合う)
と、断言する!