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2018/03/04 10:48
弥生賞〜お詫び!ダノンプレミアム川田を過小評価し過ぎました!
ダノンプレミアムの勝ち負けは必至ですね。
ダービーに向けた12秒台ラップ教育をここまでのプロセスで怠ったため、弥生は
淀みなく飛ばして、他を圧倒して勝ちながら、ダービーに向けてミドルバランスペースへの折り合いに課題を先送りするか?
ここで、遮二無二なだめて教育し、ダービーへの活路を開くものの、負けも覚悟か?
のふたつに一つかのような事を申し上げましたが!
圧倒的なパフォーマンスを見せつつダービーへのブロセスにしようとしていた川田や厩舎の周到な準備を見落としていました。
サウジアラビアは凄まじいレースラップでした。
スタート12.3もかなりはやいし、2ハロン目に10.6を楽々追走するダノンプレミアムを、馬の気のまんま行かせて、ほとんど11.5前後のラップ継続。
1回だけ800〜1000通過を12.2に落としますが、それも束の間、
そこからゴールまで
11.5#11.5#11.7
鬼ですな!史上最強マイラー誕生かという瞬間でした。
この流れで朝日杯を使ったことを私は批判しましたが、それは、「同じようなスーパーペースで行かせてしまったから」と、勝手に思い込んでいたからです。
ところが違った!
入りが
12.6
つぎが
10.8
とそこそこ落とせている中でむきにならずに進められているので、大分サウジアラビアとは違いました。
実は私、この日、ゴルフだったので、ぶっちぎって当たり前!と思ってたので、レース内容もラップもあまり検証してなかったので、今、再検証したんです。
重要なのは3ハロン目からです。
サウジアラビアレーシングカップは、
11.4#11.8#12.2ですが、
朝日杯は、
11.8#12.0#12.1
です。つまりスタート2ハロンでダノンプレミアム自身がムキになることなく、1秒はペースを落とせてる上に、中間3ハロン近く12秒付近を継続させて、
その上で最終ハロン前に
11.0
を叩き出せており、タメは作れている。つまりマイル全体のタイムはしっかりと詰めながらも、前がかりだったペース配分を後傾させて、タメることを覚えさせている。
ならば、ここで、がっちりまで抑えなくても、馬の行く気を損なわない程度に抑えつつも、逆らい気味になるならば「行かせて」しまい、超ハイにならないくらいで、押し切るのはありだろうな!と。
つまり、今回でガラリとモードを激変させるのではなくて、完璧にダービー仕様に持っていかずとも、サウジアラビアレーシングカップから朝日杯で進化させたくらいの僅かな進化でいいのかなと。
速めに飛ばしても、そもそも他を圧するエンジンと体力の持ち主で、2000メートルなど楽々突破できるが、1600でレコードで、上がり33.6でまとめることを短期間で身につける従順さがあるなら(12秒付近のラップを3回継続して我慢できたのなら)
2000メートルにおいて、あと2ハロン12秒刻んだ上での、同等の上がりより僅かに劣る34秒前半も視野に入るわけで、つまり
現時点
1分57秒5程度
クラスは行けるし、その程度ならダービーへの一里塚としては、許容範囲。ダービーペースにするには、もう少し序盤に抑えたいが、それは皐月賞やその後の調教で矯正可能範囲と見る。
馬場が悪いここでは、
1分58秒後半がいいところか?
ジャンダルムは、これについて行くと苦しくなるかもしれず、馬券圏内に確実に来れるのは、先述したとおり、同日の古馬G3の芝2000メートルを圧倒するパフォーマンスを演じたオブセッションのみ。
当時の阪神2000で、推定
1分57秒台は行けたと見ており、
ダノンプレミアムとほぼ互角
基本的に、この2頭の異次元の一騎打ちと見たい。
武豊は、後方から3着狙いに切り替えて来るかもしれないが、馬券圏内に来れるか微妙と言わざる得ない。
さりとて、ワグネリアンは、微妙と伝えておこう。実力的には上記2頭に次ぐ存在だが、先程から書いてる通り、
サンリヴァルより本当に強いか?と思ってしまい、ジャンダルムより劣るかも?という疑念も消えない。
私の過度な過小評価の可能性もあるが、手放しで三強とは、言えないのが正直なところ。