4046件のひとこと日記があります。
2018/03/25 08:07
だからこそ・・
スタート次第で猫の目のように着順が変わるから・・、そういう前提で
それでもなお、糞強い馬がいる?
を考えるべし、
つまり出遅れても勝ちきれるほどの呆れる強さ・・
最後方から、ラストに賭けるタイプなので、出遅れの影響自体小さく、最後方から故、外を回ってくるので前が詰まることもない
という要素も相まって、
3着なら確実!
って、いう馬がいるか?
ってこと。で、見回すと、いるよね。
勿体ぶるようなことじゃないけど(笑)
レッドファルクス!
これはね相当凄いよ。
スプリンターズsは尋常じゃないけど、驚いたのは安田記念。あの破壊力は凄まじいでしょ?
化け物・・
本当のスタミナスピードアンドパワーがないと1分31秒台なんて計時できない東京のタフなマイルで
1000メール通過
57秒台で、
上がり3H
33.7!
こんな馬、なかなかいない。
その恐ろしさを知った上で昨秋のスプリンターズを見て。ラップも
4角、到底届かない位置から馬群を捌く手間をかけつつ、外回って、上がりが
33.0!
2着のレッツゴードンキが、
上がり33.1
0.1秒差の上がり能力の差とか、言わないでね(苦笑)
あれは、岩田の度胸満点、怖いもの知らずの終始内々を通って、かつ、最内がポッカリ空くことに賭けた!
一か八かの騎乗で、開かないリスクもあったし、詰まることもふまえた騎乗。
何もかもがうまくいった、
モーゼの海みたいなもん。
つまり、ラストの300mでいえば、
ファルクスの方がドンキより
1秒近く上の脚
それは、上がりタイムを見ても分からないし、次のレースでの力の再現性でいえば(いつでも発揮できる力?って観点)
ドンキは出遅れたり、コースが開かないと、掲示板が怪しくなる可能性もある・・
という水物的なもので、
ファルクスは、どんなことになろうが、ラストは豪快に1番外を通って脚を伸ばしてくる(大きな出遅れがあれば別だが、直線長いコースなら3着は大丈夫なんじゃないの?)
ってこと。
プラスアルファで、デムーロが乗る
ってこともある。
加齢に伴うピークオフは想定しないといけないし、前年度の大活躍による消耗もある。ただスプリンターズステークスの後、香港行かずにリフレッシュできたかな?と、思うし、スワンステークスの脚を見ると
まだ通用しそうかな?と、思うし
あとは血統。近親のスティンガーをはじめ、キラ星のごとく活躍馬がいる母系で、昨日、ブラストワンピースについても言及したが、この馬もブラスト同様母系が、
9C
この母系って、ディープインパクトのように、軽い馬場でこそ極上の切れ味を発揮する!っていう軽さとは異質の
驀進ターボエンジンみたいな馬が多い
日本馬でいうと
芝ダート両方でG1制した
ホクトベガ
有馬を史上最大の着差でぶっちぎったシンボリクリスエスを日本ダービーで子供扱いした
タニノギムレット
とか、
あとは、この日記で、私がよく
2400メートルの隠れた強烈ブッチギリ好タイム記録の馬として例示する天皇賞、菊花賞2着馬
アルナスライン
とかね・・
あと、この
9C母系について、もう少しワールドワイドに、かつサラブレッドの歴史を絡めて話すと
ムムタズマハル
という名馬に辿り着くよ。
血統好きなら知ってるよね。
つまり、
ナスルーラ、ロイヤルチャージャーという世界競馬の血統地図上でもっとも重要な役割を担った巨星たちと
親戚ってことだからね!
そういうワールドクラス血統だから。
所詮、G1馬をレッドファルクスしか出せてないスウェプトオーバーボードじゃねえか!
と言うなかれ。
それを言ったら
ホクトベガの父ナグルスキーもG1ホースは、ホクトベガだけだし、
アルナスラインの父アドマイヤベガも古馬の性別混合中長距離G1クラス馬は、アルナスラインだけ(桜花賞キストゥヘヴン、マイルチャンピオンのブルーメンブラッド、共に牝馬はノーカウント)
ことほどさように、母系に流れる血は、父を選ばずに乾坤一擲(けんこんいってき〜いってきは、「一滴」、と書きたい!)となることの証左で
ここでレッドファルクスが、その氏素性故に(父が日本芝ではイマイチマイナー)、実績に比して
あまり人気になってないなら、むしろ積極的に評価したいと思ってる!