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2018/04/01 08:03
大阪杯〜なぜ平凡な時計になるのか?
簡単だよね
2400という凱旋門賞につながり、国内の最高栄養たるダービー、ジャパンカップ、有馬記念が
2400〜2500
限界時計が
11.83ラップでしょ?オールタイム・ベストレベルで。つまり歴史上最強レベルで!
つまり通常年でいえば、
11.9だよ。せいぜい。
これが平均ラップなんだから、ラスト弾けるように道中溜めるのがセオリーとしたら、実際に守りたいラップは
12秒強だよね。
さあ、2000の限界時計見てみようよ。
11.6平均
これがオールタイム・ベストレベル。
だから11.7レベルだよね。
2000も確かにラスト弾けるペース配分する一流馬も多いけど、なんとなればマイラーも出ててきて、一貫して速い流れもあるでしょ?
だから、そんなに平気ラップから遅くなることはなくて、11.8〜9って考えてもいいわけ。通常年でも。
で、比べてみてよ保守本流2400ペースと、2000ペース
2400
12.1〜2 からの究極のキレ
2000
11.8〜9 一貫して速め
これね、かなり違うのよ。
ハロンで0.2〜0.3でしょ?
200走る事に1馬身強の差が開いて、1000通過では、
7〜8馬身離れる位の違いよ。
さて、この違いによって大阪杯で何が起こるのか考えてみて
2400〜2500を主戦場に考えている馬、これから3200に向かう一里塚にしようという馬が、
2000メートルの限界時計ペースに乗ろうとはしないよね?
ってこと。
路盤が良ければ
1分57秒(オールタイム・ベストレベルは1分56秒)で!
という結果を目指した争いにはならないでしょ?
速くても
1.58.5?
下手すると
1.59秒台
こうなるとさ、
2000メートルを一番速く走れる能力の馬が勝つということにはならないわけ。
どの馬が1番過去の2000メートルパフォーマンスが高いか?を比べても意味無いわけよ。
わかる?
誰がどういう意図をもって、どういう位置から
残り何百メートルからの勝負にしようとしているか?
そのためにどういう駆け引きをするか?
で、決まるわけ。
そして、これだけは分かっておいた方がいいのは、
2400〜2500よりも
2000を
「限界時計より1秒〜1.5秒遅い」
時計で走る事の方が
断然、簡単だから!
これはね、覚えておいて。
新潟直線1000メートルら、
未勝利でも上がり
31秒台が出ようか!
って距離だから。
現役馬で上がり32秒台出せない馬を探す方が大変な位、何千頭もいるから
平均ラップ
10秒台だよ!
ところが、これが2400メートルになると、
道中12秒フラットで、9ハロン進んだ後に、残り3ハロン
32秒台は、おろか、33秒台を出せる馬は、現役で、
0頭だよ!
それできたら2400メートルの
世界レコードだから。
上がりタイム
34秒前半出せるのが、世界中探して、1頭いるかどうか?くらいだよ。
ことほど左様に、競馬ってのは、距離が伸びれば伸びるほど
12秒を僅かにでも下回るラップの継続が無茶苦茶難しい競技なのよ。
つまりね!
2400〜2500だと、
限界時計2.22.0に、
1.5秒加算した
2.23.5前後だと、まあ通常年の最高レベル(限界時計プラス1秒弱)より、すこし速めって、レベルになり、それはそこそこ厳しくて、昨年のジャパンカップみたいに
シュヴァルグラン
レイデオロ
キタサンブラック
以外は遥か後方、勝負圏外に突き放されちゃう!
でも、これが2000だと、うじゃうじゃ出てくるよ!ってこと。
あまり過去のビッグレースの勝ち負け、速い時計の有無に縛られない方がいいよ。
展開だよ、展開!