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2018/04/01 09:46
大阪杯〜サトノダイヤモンドの不安
3つは不安がありますね。
1つはとても重要なことで皆様もわかっているというか、聞いていること。
陣営が「好調時にはまだまだ」とコメントしていること。
「まだまだ」ですよ?
「もう少し」ではなくて、まだまだ。
これってG1を勝ち負けしようって馬としては、かなり由々しき体調。
正直出走を自重すべきとも思うけど、それでも出るのは次へのステップなんだろうし、ファンへの迷惑を考えて「敢えて本音を発している」と私は取ります。
スワーヴリチャードに負けるのはいいとしてサトノノブレスに負けたらあかんでしょ?それは相当よろしくないです。
2つ目
そこそこの体調に戻ったとして、そもそも力は足りるのか?ですが・・・
まず皐月賞では結構弱い負け方しましたよね?ディーマジェスティとマカヒキに。やっぱり「ゆったり目の距離」の方がいいように思うんだよな〜
で、ディーマジェスティとマカヒキがその後、無敵の快進撃を続けているわけではないじゃない(笑)
まあ、マカヒキもフランス遠征の尾を引いいてしまっているので、あれが本当の力ではないんだろうけどね。。。。
あと
ディープインパクト全般に言えることだけど、3歳クラシック春に感じさせた
圧倒的な強さ
を古馬になっても継続させた馬って、実は割といないよね・・・
特に男馬ね・・・
どうしてもサトノダイヤモンドについては、勝ったも同然のダービー、菊花賞、有馬記念でのキタサンブラックの豪快な差し切りのイメージが強烈に残っていて、「あれがそのまんま成長すれば」っていう
推定
をしちゃっているんだけど・・・
で、ちょっとディープインパクトの産駒の男馬のG1ホースを列挙してみるよ。獲得賞金順番ね(2歳G1馬のダノンプラチナ、サトノアレス、ダノンプレミアムは除いてます。)
サトノダイヤモンド
ミッキーアイル(マイラー)
ダノンシャーク(マイラー)
キズナ
トーセンラー(マイラー)
マカヒキ
サトノアラジン(マイラー)
リアルインパクト(マイラー)
スピルバーグ
ディーマジェスティ
ディープブリランテ
アルアイン
どうですかね?見た感じ
12頭いて、
5頭が生粋のマイラーですね。そもそもクラシック路線で、「強烈な強さ」を感じさせたっていうカテゴリーではないので、これらを除くと以下の7頭です。
サトノダイヤモンド
凱旋門賞挑戦(フランス遠征)
キズナ
凱旋門賞挑戦(フランス遠征)
ダービーが最後のG1勝ち
マカヒキ
凱旋門賞挑戦(フランス遠征)
ダービーが最後のG1勝ち
スピルバーグ
クラシックは出れなかった(消耗なし)
秋の天皇賞勝ち(以外はなし)
ディーマジェスティ
ダービーが最後のG1勝ち
ディープブリランテ
ダービーが最後のG1勝ち(引退)
アルアイン
皐月賞以来勝ち星なし。。。
これを見てどう思いますかね?私はディープインパクトが古馬になったら伸び悩むと言うつもりはないですが、ただし少なくとも、「ダービーシーズンに向けて急成長しやすい(調教しやすい何かがある)」血統であることは、
たった短期間にこれだけのダービー馬を輩出するのだから間違いないわけで、
そして、その調教のしやすさ、というか強めのトレーニングやレースで最大能力を発揮する「凄さ」が却って、
体が成熟しきってない3歳の体に相当大きなダメージを与えるんだ
とは、思います。それを跳ね除けて
フランス遠征するといのは、ダメ押しに近いのかな?という気もするし・・・
サトノダイヤモンドは、そういう中でもダービーで終わるどころか
菊花賞勝ち
現役最強のキタサンブラックまで負かす
という偉業を成し遂げたという意味でディープインパクト産駒の中で規格外なんだろうとは思うけど、でもその
規格外のパフォーマンスを追加的にやってしまった「つけ」は、「生きとし生ける物」である限りは、やはり打撃になると思っており・・・
ここはきついと思いますね。
あと、戸崎騎手もプラス材料にはなりません。それはこのあとの投稿で私の考えを書きます。