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2018/04/04 01:46
桜花賞プロローグ
3歳マイルの史上最速時計
ダノンシャンティが
NHKマイルで5月上旬に記録した
1.31.4ね。
上がり33.5
この時の2着〜4着馬が1.32.0を下回ってたんだけど(1.31.6、1.31.8、1.31.9で上がりは軒並み34.5超)、2着馬と4着馬は、あまりのダメージに、その後それぞれ一年半、二年超の休養を強いられた挙句、復帰後も勝てずにそれぞれ、わずか1戦と4戦で引退した。
これらに次ぐのは
タイキリオン
4月中山のニュージーランドトロフィー
1.32.1
上がり34.7
それから
グランプリボス
NHKマイルでの
1.32.2
上がり34.0
アエロリット
NHKマイルでの
1.32.3
上がり34.2
こんな感じ。
1.32.2〜3って
ハロンラップが、概ね
11.5
まあ、上がりが11.5の3倍の
34.5で、ラストハロンが極端な失速ラップになってなければ(12秒近いラップになってなければ)、まだ余裕があるってことだから・・
ダノンシャンティについてを統計的な異常値として扱えば(あるいは世界的名血をスパルタ松国が、早いうちに仕上げ切ってしまい、且つ国内史上最高の騎手が乗ったので別格扱い)、
限界時計は
3歳5月だと、
1.32.0を切ってくるレベル
だろうね。
1.31.7〜8かな?
古馬について、これまで私が限界時計としてお伝えしてきた
1.31.5
と、そんな変わらないよね。やっぱり2000とか、2400とかスピード持続的距離が長いと年齢による差は結構ですけど、マイルってのは、
馬の生まれついたスピード能力そのものの発現割合の方が、後天的に養われる持続性よりも勝るのかもね。
それより一ヶ月前の4月なら、
1.32.2〜3だろうか?
4月時点で、これが限界時計ってことは、歴代の桜花賞馬は、なんとなれば、4月、桜花賞シーズンには、潜在的にその程度の時計はたたき出せるってことだよ。
実際、数年前にジュエラー、シンハライトは、トライアルのチューリップ賞で、
1.32.8
を記録したし、
メジャーエンブレムは、
クイーンカップで
1.32.5
を記録したよね。
当時は、この驚愕の持ち時計を記録したことから桜花賞で負けるわけがない!という予想が支配的だったけど(単勝1.5倍)、四着に沈んだね。
当時、こういうことに気が回ってれば必ずしもクイーンカップの
1.32.5
という時計は、その時のラストの失速ラップ(11.9)と合わせ技で、
絶対軸とは言えない
ってアプローチもあっただろうな〜
と、今は思うよ
あと、上述したけど、
牝の3歳としては
アエロリットの5月の
1.32.3
ってのが国内史上最速なわけだけど、
アエロリットは1ヶ月前とはいえ桜花賞は、馬券圏内にすら入れなかったからね。つまり1着から3着の
レーヌミノル
リスグラシュー
ソウルスターリング
あたりは、1分32秒台前半は出せたってことを示唆してるよね。
あるいは!
桜花賞ってのは生粋のマイラー能力比較のステージじゃないってことだよ!