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2018/04/04 13:15
桜花賞〜マイルのタイム〜若い時の速い時計はよろしくない!
書き尽くした感があるけど、桜花賞が究極のマイル限界時計決着になり難い理由。
あのね、
1.32.2を出すにしても、その好時計を若くして出すのか、身体が完成した暁に出すのか?では、全然意味が違って・・
例えば身体が小さい時期には一完歩
7メートル
成長した暁には
8メートル
だとすると、筋力が同等として(実際には筋力も、若い時は低い!)、同じリズムで繰り出す一完歩の所要時間も、ほぼ変わらないとしたら、
同じ距離を進むためには若い時の方がピッチスピードを8/7倍、つまり、1.1倍強で進めないとならないでしょ?
それだけ身体に力みが入るよね?上記したとおり、筋力もまだ低いとしたらもっと力むよね。
だからね、
サラブレッドの限界時計に挑む際のリズムって、身体が大きくなって、筋力も高まってからトライすれば、より余裕をもってできるわけよ。
従って古馬になってから、あるリズムで(古馬になった時のストライドとピッチ)、
1.31.5
が出せるように素質ある馬を、デビュー直後に、「いくら走る能力が高いから」といっても、
1.32.5とかで走らせたらいかんのよ(笑)。それって、かなりハードで力まてしまうし、結果リズムは、悪いの。
そして、その力みのあるリズム、疲れの残るピッチ&ストライドは決して古馬になったときに
1.31.5
を出せる限界時計を叩き出せるリズムじゃないんだよね。
だからね、デビュー戦をレコード勝ちしたような馬が名馬にはなってないし、名馬のデビュー戦の時計って平凡ですよ。逆にね。
身体の成長に合わせて無理せず道中ラップを上げていくっていう厩舎とか騎手に対して
「もっと飛ばせよっ!」
って、我々馬券購入者側はもどかしく、イラつき、怒号を飛ばすけど、そういう事情があるんだよね。