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2018/04/06 23:07
桜花賞 シンザン記念アーモンドアイの価値
巷のアーモンドアイのシンザン記念評価見ていると・・・
もちろんラッキーライラックを頭に据えたいが故だろうから気持ちはわかるけど・・・
殊更二着馬の
ツヅミモンはたいしたことない・・
だからレースレベルが低い・・・
アーモンドアイもたいしたことない
ってな論調なんだけれども、
それはちょっとおかしくて・・・
ツヅミモンが強ければ強いほど、アーモンドアイの勝ち方の価値が上がるのは、それは事実。
ツヅミモンが弱ければ交わして当たり前!というのも正しい見解だと思う。
でも、もう少し踏み込むと・・・
一般的にオープン馬といわれる馬がどスローペースで先行すれば、相当の脚を使えるはずで、
ツヅミモンとて新馬で負かした馬のその後のレベルやら元々の調教の動きからの評判でいえば、
オープン級ではあったわけで・・・
そういう馬が楽なペースで先行して、しかもカシアスという重賞WINNERであり、G2でタワーオブロンドンという評判馬の二着になって、朝日杯で1分34秒1という好タイムで皐月賞有力馬のステルヴィオとわずかコンマ2秒の勝負としている
マイラーとしては一線級
の力を示している馬を負かしているんだから、安定的に強いかどうかは別にして(クイーンカップは惨敗したし)、少なくともシンザン記念では強いレースをしたといえるわけで。
まあツヅミモンを認めたくないならそれでもいいけど、少なくともカシアスはそれなりの力はあるのは誰でもわかるわけで・・・・
その馬が止まって見えたわけで・・・
そして、実はこれが1番重要なんだけど、
ツヅミモンとかカシアスはめちゃくちゃ展開に恵まれたから、それを交わしたアーモンドアイは強いってのは、それはそれで定性的には事実なんだけど、実際に着差が大きくつけられたわけではなくて、「じゃあどの程度強いの?それってラッキーライラックに比してどうなの?」って疑問は残るんだけど・・・
本当に比べるべきなのは
カフジバンガードなんだよね。
この馬と道中はほぼ同じ位置にいたわけで、直線に入ったときもほぼ同じでしょ?
カフジは多分内側を通って、アーモンドアイは大外
そこからカフジバンガードを
5馬身くらいぶっち切ってくるわけ
直線だけで・・・
ちなみにアーモンドアイ以外の馬の最速上がりは
カフジバンガードだからね?
そしてこの馬は共同通信杯という
皐月賞有力馬の保守本流路線で
コンマ3秒の僅差のレースをしているんだからね?皐月賞トライアルでも三着馬とはコンマ1秒だよ!!
たったのコンマ1秒!!
上がりタイムはステルヴィオに続く第2位
そういう馬、カフジバンガードを、そして重不良でぶっち切り勝ちしたカフジバンガードを、
あっという間に直線だけで
5馬身差だからね・・・
単純にいえば
共同通信杯
スプリングステークス
という皐月賞トライアルの勝ち馬を凌ぐ強さといっても過言ではないわけよ・・・
あと、
1分37秒1
という時計をもって「速い流れの経験が不足云々」っていうけど。。。
カシアスは朝日杯で
1分34秒1だし
ファストアプローチも
1分34秒0だからね・・・
その二頭がシンザン記念で
1分37秒4〜8なんだから、
そして上がりが1秒近くかかっているんだから・・・
どスローってことよりは、時計がかかってるんだよ。雨で!!!!!
それを差してきて
10秒でラスト決めているのよ!!
化け物なんだって。