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2018/04/07 11:13
桜花賞〜ラッキーライラックのフォーム
何がミホノブルボンと似ているのか?
これは、陸上短距離の選手であり、それなりにフォーム力学を学んだ者として科学的にコメントできますよ。
ビデオ見てくださいね。
他の馬と比べて、かつミホノブルボンも見ながらね。
後ろ脚が地面に接地してから、その後ろ脚で地面を蹴るよね?
その後によ〜く注目して。
蹴った後で、後方に伸びた形になる後ろ足を
お腹の下あたりに巻き込んで戻すよね?
ここ分かるよね?
前に進むためには当たり前だよね。
その後ろ脚をお腹の下に、
まさに
「巻き込む」
このプロセスをいかに速く行うか?は、当たり前だけど人間の陸上競技も一緒で、我々は、いかに膝を前方の一定の高さまでに巻き込んで戻してくる動き
ここの動作の俊敏さとか、キレを他の馬と比べて見て。
非力な馬は、後ろ脚が後方に流れてしまってるようにさえ見えるから。
で、一旦流れてしまった
一定の重さのあるトモやら、脚を前に巻き戻してくるのって、それなりにパワーが必要なのよ
なんだか分からなくなってきた人いふかな(笑)
つまり、ラッキーライラックの並外れたパワーが、巻き込みの速さとキレを生み出していると共に、その速さ故に、後ろに流れない分、後ろに重さが残らず、パワフル故の省エネ走法になってる。
逆にすぐに巻き込んで戻してこれない非力であるが故に、結果後ろに重みを毎回のキック毎に残してしまって、それを戻すのにパワーロスがある。
そして、このラッキーライラックの省エネ走法は、1歩がめちゃくちゃ推進力あるのに、コンパクトに見えちゃう反面
ダイナミックさを外目に感じさけないから、速く見えないし、爆発力があるように見えない!
だからラップ見てみい?
ほぼ毎回毎回、直線のどこかで
10秒台を叩き出してるから
簡単に出しちゃってるように見えるのよ。
そして実は、硬く見えて、省エネだから、流れが速くなればなるほど、他の馬との差がでるんだよ、実は。
ミホノブルボンがそうだったでしょ?
あの走り方、硬くて頭をちょっと斜め上に突き上げるような苦しめの走りは
絶対にダービー持たない!
って言われて
もちろん馬券買う人は割と分かってるから、ちゃんと一番人気だったけど、
無敗の皐月賞馬のダービーでの単勝が、
2.3倍
複勝
1.7倍
同じく無敗の皐月賞ディープインパクトのダービーでの単勝は、
1.1倍だよ(笑)
複勝も
1.1倍
今回のラッキーライラックもね、なんか強さの割に過小評価なのかな?それともアーモンドアイへの恐れなのかな?
もちろんやっぱり走りはちょっと硬めだし、ミホノブルボンもさすがに菊花賞は、落としてしまったように、長めももつ燃費効率
っていうタイプの走りではないだろうけど、マイルなら断然だよね。