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2018/04/09 23:39
皐月賞は速い馬が!
皐月賞は早い馬が勝つ!
なんて昔は言われていて、そこには必ずしも伝統的な、有り体に言えばヨーロッパ的な強さではなく、とにかく脚を速く動かして序盤に得たアドバンテージで力を封じ込める!
みたいな、必ずしも日本的審美眼というか、武士道とは言い難い
揶揄
のニュアンスが皐月賞勝ち馬にはあったが、わたしはむしろ、皐月賞馬は強い馬でないと勝てないような気がしていたものだ。
それが、どちらかというと近年の馬場造園技術の発達なのか?サンデーサイレンスの血の影響なのか?
ロコタイプが
エピファネイアを負かす
とか、
アルアインが、
レイデオロを負かす
とか、
そして、それが
1.58.0
を切ってくるような中山芝2000のオールタイムベストで実現されるという
ダービーを度外視したスピード重視になってきたような気がしている。
ダービーを、度外視、というのは・・
そのスピード、ペースで序盤に、中盤に脚を速く動かし続けたら、5月の東京府中2400メートルでは、「もたないよ」というパフォーマンスを4月の中山でやってしまう馬が出てきているってこと。
もっと言うと、それは昔の中山の4月の2000においてさえも(2分1秒台決着の馬場)、「もたなかった」ペースなのに、今は
脚が止まらず!
それが馬場造園技術の向上なのか、サンデーサイレンスやらヨーロッパの優れた極上血統の流入による日本馬全体の底上げなのか?
わからないが、
つまりは、厩舎や馬主も
「この馬、ダービーは、長いけど皐月なら・・」
という使い分けすらするようになってきた気がするわけで・・
昨年の池江さんは明らかに、アルアインは皐月賞の距離を頂点にして、サトノでダービーを狙っていたように見えるわけで・・
皐月賞でダンビュライトを3着にもってきた音無厩舎だって、ダービーの真打は
アドミラブル
だったはずで・・
昔のように、全ての馬が2400ペースを踏まえるから、ここら、限界時計決着にならない!ということにはならないというか・・
だから、
ノーリーズンがタニノギムレットに勝っちゃうとか、ロゴタイプがエピファネイアに勝っちゃうとか、アルアインがスワーヴリチャードやレイデオロに勝っちゃうとか・・
それも中山芝2000オールタイムベストを更新するような時計で勝っちゃうんだけど、
それは決して、その延長にダービーという頂きが見えてる栄冠ではない!
っていう、ちょっと馬券が買いにくい・・
つまり、昔はダービーも勝つであろう2冠馬候補をダービー(訂正!「皐月賞」ですね。)で狙え!
が、自分の中では鉄則だったのに・・
例えばトウカイテイオー、
例えばナリタブライアン
例えばエピファネイア
だったのに、今は違うんじゃないかと?
そうしないと、アルアイン頭
ってのは出ないんじゃないかと
ロゴタイプ頭もね・・
でも、注意が必要なのは、
ドゥラメンテ
みたいに速くて強い馬もいるからね?(笑)
なかなか・・
ね!